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サッカーのコーチになるためには資格は必要?求められるスキルも解説

2023.05.26

世界中で人気を集めるスポーツであるサッカーに、必要不可欠な存在と言えばコーチです。試合中に選手に指示を出し、精神的なサポートも担います。コーチによってチームの強さが左右されることもあり、試合に勝ち抜くためには欠かせない存在です。ただ誰でも希望すればできる仕事ではなく、資格を取得してきちんとした知識や技術が求められます。特にプロのサッカーチームなどを束ねるためには、資格取得は絶対条件となるのです。そこでプロのサッカーチームで活躍したいときに取りたい、コーチの資格やスキルを紹介します。

 

目次

1.サッカーのコーチとは?どんな役目がある?

 サッカーのコーチの役割について

 サッカーのコーチにはいくつかの種類がある

2.試合や練習時間以外仕事とやり甲斐

 他にも仕事は色々あるのが一般的

 仕事をする上でコーチのやり甲斐とは?

3.コーチになるためには資格が必要?

 国内で活躍したいのならライセンスを

 現役の選手であることや実績は関係無い

4.ライセンスには様々な種類がある

 子供やアマチュア向けのライセンス

 プロのサッカーチームのコーチになりたいとき

5.コーチになるのに必要なスキルは?

 いくつかの技術力は持っておきたいスキル

 語学力があれば世界での活躍も夢ではない

6.どのくらい稼げる?年収はいくら?

 おおよその年収とは?チームによって違いは?

 各ポジションの年収の目安について

まとめ

 

 

1.サッカーのコーチとは?どんな役目がある?

サッカーのコーチの役割について

サッカーのコーチの役割は選手に指導をし、試合中に指示を出したりすることです。コーチがチームを一つにまとめて勝利に導き、より強い選手を育てます。選手一人ひとりに最適な練習メニューや目標も考えて、個別に指導をすることも珍しくありません。

肉体面はもちろんのこと、精神面に問題が起こればすぐにサポートをします。試合に誰を出すのか、どのポジションに配置するかも考えます。コーチの戦略によって勝敗が決まることもあり、チームの行く末を占う存在でもあるのです。

サッカーのコーチにはいくつかの種類がある

コーチと一言で言っても、それぞれに役割があります。コーチのなかでもリーダー格で、チームの代表となるのがヘッドコーチです。ヘッドコーチは別名監督と呼ばれ、重要なポジションです。能力があり信頼される人間性、ゲーム運びが上手いなど有能な人材が就任します。

監督をフォローするのはアシスタントコーチで、手が回らないことやその他の雑務を担当します。ドリブルやパス、シュートと特定技術を教えるフィジカル担当と、選手の成長を支える人もいます。

 

 

2.試合や練習時間以外仕事とやり甲斐

他にも仕事は色々あるのが一般的

選手に対するトレーニングの指導や育成はもちろんのこと、試合や練習時間以外の時間は事務作業などをこなしています。チーム全体のトレーニングメニューや個人の目標設定、コーチ同士のミーティングもします。ミーティングで各選手の調子や仕上がり具合、メンタルなどを報告します。何か気になることがあれば共有して、改善方法などを見つけ出すのです。試合を控えているときに相手選手の特徴を研究して、どうしたら勝てるのかを分析します。

仕事をする上でコーチのやり甲斐とは?

一番のやり甲斐と言われているのは、教える人たちの成長していく姿を見ることです。自分が言ったことを忠実に守り、指示通りに練習を積み重ねて成長する姿は感動を覚えます。レベルアップをしてくれた、試合で活躍したときも大きなやり甲斐を感じる瞬間のようです。また幼いころから教えていた子供が後に世界に羽ばたくこともあり、指導していてよかったと思う人も多いです。さらに強い相手に勝利をおさめた、シュートを決められたケースも喜びを感じるできごとに数えられます。

 

 

3.コーチになるためには資格が必要?

国内で活躍したいのならライセンスを

国内でプロのコーチとして活動したいのなら、資格取得は絶対条件となります。まず、「日本サッカー協会指導者ライセンス」を取得することになります。この資格にはD級からS級のランクがあります。プロサッカー選手を対象に指導をしたい場合は公認C級を取りましょう。

資格を持っていれば活動の場が広がり、アマチュアからプロ、子供や大人と様々な人と関われます。チャンスを広げるためにもランクが高い資格を持てば、希望する仕事やチームの監督に就任することも夢ではありません。

現役の選手であることや実績は関係無い

指導者になるためには現役の選手でなくてはならない、いくつかの実績を残しておく必要があると考えがちです。ですがその必要はなく、基本的には誰でも取得することは可能です。きちんとスポーツ学の勉強や教え方を習得していれば、何の問題もありません。

やりたいと思うやる気や情熱が大事で、努力を重ねて取得しようとする姿勢が求められます。学生時代にスポーツに携わっていた、サッカーに精通しているなどの理由で取っている人も少なくありません。

 

 

4.ライセンスには様々な種類がある

子供やアマチュア向けのライセンス

公認キッズリーダーは、10歳以下の選手や子供に指導するときに使います。資格取得のための条件は満16歳以上で、初心者でも取得しやすいのが魅力です。地域のクラブチームに教えたい、保護者が基礎知識を知りたいケースにも取る傾向にあります。ボランティアで監督をしたい人も、気軽に挑戦しています。

公認D級コーチの資格取得条件は、満18歳以上です。発育発達や指導者の役割などを学び、スモールサイドゲームなどの講習会を受講します。

プロのサッカーチームのコーチになりたいとき

プロのサッカー選手を指導したい、チームに入る場合に必要不可欠なのが公認C級コーチです。小学生を対象にしたサッカーチームの指導にあたる、基本のライセンスの位置つけです。技術や戦略の理論、コーチングなプランニングと基礎の勉強をしていきます。ゴールを奪うためのシュートのやり方など、より実践的な内容になっていきます。

公認B級コーチは小学生や中学生の高校生以下のチームの監督になるときに、取るのがほとんどです。公認A級である通称「ジェネラル」は、サテライトチームやJFL、なでしこリーグの監督が持っています。Jリーグのコーチとして活動している人も、最低限持っていたいライセンスです。

公認A級「U-12」はJリーグやJFLのチームでU-12年代の指導を行え、公認S級はコーチJリーグのトップチームや日本代表の監督ができます。

 

 

5.コーチになるのに必要なスキルは?

いくつかの技術力は持っておきたいスキル

必ず持っていたい、あれば強みになるのは技術力です。試合に勝つための戦略や分析能力はもちろんのこと、選手を育てるトレーニング理論やモチベーションを上げる方法を把握します。コーチに欠かせない技術力があれば、選手の信頼も勝ちとれるのです。できれば自身のサッカーの技術力も時には役立つので、少しだけでもサッカーができれば好ましいです。自分の体験を生かしたアドバイスを交えれば、より説得力のある指導が実現します。

語学力があれば世界での活躍も夢ではない

世界中を渡り歩いて指導をしたい、海外のクラブにサポートメンバーとして入るなどの夢があれば語学力は必要です。語学力があればスムーズに相手とコミュニケーションを取ることができ、チーム内の意志疎通がしやすくなります。国内で働くときもサッカー関係者のなかには海外の人も多く、英語で会話する場面も出てきます。有益な情報交換や意見を交わすためにも、最低限の英語力は身につけたいところです。

 

 

6.どのくらい稼げる?年収はいくら?

おおよその年収とは?チームによって違いは?

サッカーコーチの年収は200万円から900万円と、かなり幅があります。所属するチームの種類やレベル、指導の経験や実績、ライセンスの種類などで金額は変動します。さらに正社員やアルバイト、契約社員と雇用形態によって収入はマチマチです。

日本代表を率いる監督やJリーグのコーチは、高額の契約は珍しくありません。実力や実績があればあるほど、価格は高騰します。独立してクラブやスクールを持っておれば、経営状態によって多く稼げるケースもあるのです。

各ポジションの年収の目安について

サッカークラブの正社員のコーチは首都圏など人が多いと約260万円前後、地方のサッカークラブの年収なら216万円ほどです。アシスタントになるとアルバイトが多く、日給は3,000円から5,000円が相場です。

大学サッカーのコーチの年収は100万円から200万円で、名門なら250万円を突破します。大学の場合はOBや職員が兼任していることもあり、年収はそれほど上がりません。高校サッカーのコーチの給与は公立学校の外部指導員の場合は100万円、名門の私立高校はそれ以上になります。

 

 

まとめ

だれかにサッカーを指導したい、プロに教えるときにはライセンスがなければ活動はできません。もちろん趣味で指導する分には問題がありませんが、本格的に活躍するためには取得することが求められます。まずはランクが低めのものから取り、段々とステップアップしましょう。勉強時間もある程度確保して、本気で挑むことも忘れてはいけません。

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