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4級から1級まで複数の種類があるサッカー審判の資格

2023.05.22

サッカーに興味を持っている人は、審判の資格を取得できます。サッカーを実際にしたことがない人であっても、審判の資格を取ることは可能です。個人的な趣味として審判の資格を取れます。審判の資格を取れば、プロサッカーの試合をより楽しめます。ここでは、サッカー審判の種類や資格に関する情報について、詳しくご紹介します。

 

目次

1.4級審判員の資格の具体的な内容

 一番取得がしやすい4級審判員の資格

 4級審判員の資格で審判ができる試合

2.4級を取得するまでの具体的な手順2.

 4級を取得するためにしなければいけない登録

 12歳以上の人が取得できる4級

3.4級が取れない場合や4級の講習会の内容

 4級の資格を取得できないケース

 4級の講習会で教えられていること

4.3級審判員の資格の具体的な内容

 都道府県レベルの試合の主審にもなれる3級

 3級を取得するために必要なこと

5.3級を取得するために必要となる年齢と経験の条件

 3級を取得することができる年齢

 3級の取得に必要な主審と副審の経験

6.3級の講習会で参加者が受けなければいけないテスト

 3級の講習会でおこなわれる体力のテスト

 3級の講習会でおこなわれる知識のテスト

7.2級審判員で主審ができる試合と取得するための講習会

 2級を取れば主審ができるサッカーの試合

 各地域のサッカー協会が開催する2級の講習会

8.2級審判員になるために参加しなければいけない講習会

 2級の講習会に参加するための条件

 2級審判員の講習会でおこなわれるテスト

9.プロの試合の主審もできるサッカー1級審判員

 一番レベルが高い1級審判員の資格

 1級審判員になることができる人

10.1級審判員の年齢制限と試験の内容

 34歳以下の人が取得できる1級審判員

 1級審判員認定審査会でおこなわれる試験

まとめ

 

 

1.4級審判員の資格の具体的な内容

一番取得がしやすい4級審判員の資格

サッカーの審判のなかで、もっとも取得しやすいのは4級審判員の資格です。4級審判員の資格の特徴は、出場できる試合が限られていることです。4級審判員の資格を持っている人が審判をできるのは、各都道府県のサッカー協会に加入している下部組織が開催している試合であり、各都道府県のサッカー協会が主催する試合の審判をすることはできません。全国レベルの大会なども、この資格では審判ができない試合です。

4級審判員の資格で審判ができる試合

サッカー4級審判員の資格を持っていて審判ができるのは、複数のチームでおこなう練習試合などです。同じチーム内でおこなわれる試合も、4級の資格を持っていれば審判ができます。副審だけでなく主審、学校の部活動の公式戦なども4級の資格を持っていれば審判ができます。

 

 

2.4級を取得するまでの具体的な手順

4級を取得するためにしなければいけない登録

サッカー4級審判員の資格を取得したい人がまずしなければいけないことは、サッカー協会に登録をすることです。登録をした後は、サッカー協会が開催している講習会に参加します。サッカー協会では、審判員になりたい人を対象にした講習会を開いています。

12歳以上の人が取得できる4級

4級審判員を取得するために参加しなければいけない講習会は、各都道府県レベルのサッカー協会が開催しています。資格を取得したい人は、自分の住んでいる地域の協会が開催している講習会に参加します。4級審判員の資格を取得するためには、年齢の条件(4級を取得できるのは12歳以上の人)をクリアしている必要があります。

 

 

3.4級が取れない場合や4級の講習会の内容

4級の資格を取得できないケース

12歳以上の人であっても、サッカー4級審判員の資格を取得できないことがあります。健康であることが4級を取得する条件になっているため、病気や怪我を抱える方は、まず治療をして健康を取り戻したあとに4級を取得するための講習会に参加できます。

4級の講習会で教えられていること

4級審判員の講習会でおこなわれるのは、サッカーのルールの講習などです。ルールのことを詳しく知らない人であっても、一から勉強できます。ペーパーテストなどの受験が必要になり、講習会を修了すれば4級審判員となれます。

 

 

4.3級審判員の資格の具体的な内容

都道府県レベルの試合の主審にもなれる3級

2級審判員より一つ上の資格は、サッカー3級審判員の資格です。サッカー3級審判員の資格を取得すれば、4級では出場することができなかった試合の審判もできます。3級審判員が出場できるのは、各都道府県のサッカー協会が開催しているサッカーの試合です。中学校や高校のサッカーチームが参加できる全国大会の地方予選も、この資格を持っていれば審判ができます。

3級を取得するために必要なこと

3級審判員の資格を取りたい人は、一定の条件をすべて満たしていることが必要です。4級を取得している人でなければ、3級の資格を取ることはできません。これからこの資格の取得を目指している人は、まず4級の資格を取得しておく必要があります。4級の資格を取得したあと、6か月以上の期間が経過していることが3級資格を取る条件のひとつになります。

 

 

5.3級を取得するために必要となる年齢と経験の条件

3級を取得することができる年齢

サッカー3級審判員の資格を取るには、年齢の条件をクリアしていることも必要です。4級は12歳以上の人ならば取ることができますが、3級の取得は15歳以上であることが条件になっています。

3級の取得に必要な主審と副審の経験

3級の資格を取得するには、審判としての経験を持っていることも必要です。経験が不足していれば、3級になることはできません。多くの試合に出場して、条件を満たすことが必要です。必要となるのは、15試合以上の試合において副審か主審をしたことがある経験です。主審をしたことがある経験が8試合以上であることも、3級を取得するための条件になっています。必要な副審の経験は5試合以上です。

 

 

6.3級の講習会で参加者が受けなければいけないテスト

3級の講習会でおこなわれる体力のテスト

サッカー3級審判員になるための講習会では、参加者の能力を確かめるためにさまざまなテストがおこなわれています。参加者の運動能力を確認するために、体力測定も実施されます。3級審判員の講習会では、走る能力を試すためのテストがあります。全速力で走ったあとにペースダウンして走ることを交互に繰り返して、参加者の運動能力を調べます。体力に自信がない人は、事前に練習しておいたほうがいいでしょう。

3級の講習会でおこなわれる知識のテスト

3級の講習会では受験者の知識を試すために、ペーパーテストもおこなわれます。体力テストで合格しても筆記試験に受からなければ3級は取得できないため、しっかりと対策をしておくことが必要です。

3級の講習会で実施されるペーパーテストは、45分間でおこなわれます。4級よりも制限時間が15分長くなっている分、難易度も高くなります。とはいえ、それほど難しい問題は出題されないので、ある程度予習をしておけば十分に対応できます。

 

 

7.2級審判員で主審ができる試合と取得するための講習会

2級を取れば主審ができるサッカーの試合

3級を取得した人は、2級審判員の資格を取得可能です。2級を取れば、よりさまざまな試合で主審や副審ができます。2級で主審や副審ができるのは、各地域で活動をしているサッカー協会が開催している試合です。

各地域のサッカー協会は、都道府県レベルのサッカー協会よりも上位の団体です。日本には合計で9つの地域サッカー協会があります。北海道や東北の他に、関東や九州などの協会があります。

各地域のサッカー協会が開催する2級の講習会

サッカーの2級審判員の資格を取得するには、各地域のサッカー協会が開催している2級の講習会に参加することが必要です。東京都に住んでいる人ならば、関東のサッカー協会が開催する講習会に参加できます。

大阪に住んでいる人が参加できるのは、関西の地域サッカー協会です。静岡県に住んでいる人は、東海地方の地域サッカー協会の講習会に参加できます。中国地方や四国地方にもこうした講習会をおこなう協会はあります。

 

 

8.2級審判員になるために参加しなければいけない講習会

2級の講習会に参加するための条件

サッカーの2級審判員になるための講習会に参加したい場合にも、一定の条件を満たしていることが必要です。3級審判員の資格をすでに取得していることも、2級の講習会に参加するための条件です。また3級を取得してから、2年以上の期間が経過していることも必要になります。3級取得から2年が経てば自動的に2級の講習会に参加できるわけではなく、決められた経験を持っていることも必要です。

2級審判員の講習会でおこなわれるテスト

サッカー2級審判員の講習会に参加するには、各都道府県のサッカー協会の推薦を受ける必要があります。各都道府県の協会では、2級審判員の資格を取得することがふさわしい人だけを、地域の協会に推薦しています。

2級の講習会では、各種のテストがおこなわれます。体力テストとペーパーテストのほかに、実技試験も開催されます。これらのすべての試験に合格することが必要です。一次の審査のあとに二次の審査もあり、両方合格した人だけが2級審判員になれます。

 

 

9.プロの試合の主審もできるサッカー1級審判員

一番レベルが高い1級審判員の資格

2級よりも上位の資格として取得できるのは、サッカー1級審判員です。サッカー女子1級審判員という資格もありましたが、この資格は2024年の3月に廃止されることが決められました。今後はサッカー1級審判員の資格と統一される予定です。サッカー1級審判員の資格を取得すれば、プロリーグのサッカーの試合でも主審ができます。J3やJ2の試合だけでなく、J1の試合の主審もできる最上位の資格です。

1級審判員になることができる人

サッカー1級審判員の資格を取得できるのは、2級審判員の資格を持っている人です。サッカー女子1級審判員の資格を所有している人も、1級審判員になれます。これらの資格を持っている人が1級審判員となるには、日本サッカー協会が開催している1級審判員認定審査会に合格することが必要です。この認定審査会は、ほかの級と比較しても非常にレベルが高いものです。

 

 

10.1級審判員の年齢制限と試験の内容

34歳以下の人が取得できる1級審判員

サッカー1級審判員の認定審査会に参加するには、年齢の条件を満たしている必要があります。1級の審判員の審査会は、34歳以下の人だけが参加できます。40代の人が取得できるのは2級の審判員までです。

すでに2級を取得している20代の人は、35歳になる前に受験が必要です。1級審判員の認定審査会に参加するには、2級を取得してから2年以上の期間が経過していることも必要な条件です。地域のサッカー協会の推薦も、参加するために必要になります。

1級審判員認定審査会でおこなわれる試験

サッカー1級審判員の資格を取得するには、1級審判員認定審査会で開催される試験に合格する必要があります。1級審判員認定審査会では2級と同じように、3種類の試験が開催されます。審査会は実技と筆記と体力の審査です。このうち一つでも合格できない審査があると、1級審判員になることはできません。試験は1年程度の時間をかけておこなわれ、1次試験から順次開催されます。試験では参加者の人間性なども確認しています。

 

 

まとめ

サッカー審判員は4級から1級までのレベルがあります。これから資格を取得することを考えている人は、まず4級の資格を取得することからはじめてください。4級のサッカー審判員ならば、12歳の子供でも取得することが可能です。

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