INFORMATIONお知らせ
- 東京スポーツ・レクリエーション専門学校トップ
- お知らせ
- サッカー指導のa級ライセンスの難易度、取り方について
- コラム
サッカー指導のa級ライセンスの難易度、取り方について
2023.05.23サッカーの指導者が取得できるライセンスは複数の種類があります。その中でもS級についでランクが高いのはA級のライセンス(a級ライセンス サッカー)です。サッカー a級ライセンスを取得するためには、さまざまな条件をクリアすることが必要です。ここでは、A級ライセンスの取得を考えている人のために、こうしたライセンスを取るために必要となる知識を、詳しくご紹介します。
目次
3つの種類があるA級のライセンス
S級のライセンスの条件にもなっているA級
申込をした人の中から選ばれる受講できる人
U12のA級ライセンスを取得するための費用
U12のA級ライセンスのカリキュラム
15歳以下の選手を指導できるU15のA級ライセンス
U15のA級ライセンスを取得する難易度
U15のA級ライセンスを取得するための費用
U15の講習会で教えられるカリキュラム
ジェネラルのA級ライセンスの講習会に参加できる条件
ジェネラルのA級ライセンスの参加者の難易度
7.ジェネラルのA級ライセンスを取得するための費用とカリキュラム
ジェネラルのA級ライセンスを取得するために必要な費用
ジェネラルのA級ライセンスで教えられているカリキュラム
144人まで参加できるジェネラルのA級ライセンス
受験しなければいけない2回のトライアル
ジェネラルのA級ライセンスの講習会が開催される日程
平日にも開催されているA級ライセンスの講習会
多くの費用がかかる宿泊のための費用
講習会に参加するための交通費の注意点
まとめ
1.A級のライセンスの種類とS級ライセンスとの関係
3つの種類があるA級のライセンス
サッカーのA級ライセンスは、全部で3つの種類があります。それぞれの資格は異なった特徴があり、取得するための難易度にも違いがあります。A級の資格のひとつが、U12という種類のライセンスです。
A級にはU15というライセンスもあります。ジェネラルというライセンスもA級にはあり、それぞれ指導できる選手の種類に違いがあります。これからA級ライセンスの取得を考えている人は、こうしたことも考慮して取得するものを決めることが必要です。
S級のライセンスの条件にもなっているA級
A級ライセンスを取得すれば、その後にS級ライセンスを取得することも可能です。S級ライセンスを取得するための条件のひとつがA級ライセンスなので、S級を取ることを考えている人は必ず取っておかなければいけない資格です。
どのようなA級ライセンスでも良いわけではなく、S級に資格を取得できるのはジェネラルの資格を持っている人だけです。そのために、S級を受験するためにA級を受験したい人は、U12やU15ではなく、ジェネラルの講習会を受講することが必要です。
2.12歳以下の選手を指導できるA級ライセンス
12歳以下の選手を指導できるライセンスで最もレベルが高いし安久
12歳以下の選手を指導できるライセンスで最もレベルが高いし安久
サッカーのA級ライセンスの中でも、U12は12歳以下の選手を指導することを目的にしたライセンスです。この年代の選手を主に指導している人などが、こうした資格を取得しています。12歳以下の選手を指導するためのライセンスの中では、A級はもっともレベルが高い資格です。
A級を取得するためには、一定の条件を満たしていることが必要です。資格を取得するためには講習会に参加する必要があり、この講習会はB級ライセンスを取得している人だけが参加できます。
申込をした人の中から選ばれる受講できる人
U12のA級ライセンスを取得するための講習会に参加するためには、まず協会に申し込むことが必要です。申込んだ人がすべて受講できるわけではなく、その中から選ばれた人だけが受講できます。受講者の定員は毎回40人です。
20名の受講者が参加できるコースが2つ開催されます。40人よりも多くの人が参加を希望した場合には、申込をしても参加できないことがあります。応募者の数が多いほど難易度も高くなるので、応募者の数が少ない時を選んだ方が、受講しやすくなります。
3.U12のA級ライセンスの費用やカリキュラム
U12のA級ライセンスを取得するための費用
U12のA級ライセンスを取得するための講習会に参加することが許可された人は、各種の参加費用を支払う必要があります。U12のA級ライセンスを取得するための講習会の参加費用は、消費税込みで10万8,000円です。これらの料金とは別に、交通費や宿泊費などの費用も必要になります。宿泊費用は、1晩あたり1万円程度です。インターンシップの料金も別に必要になり、インターンシップでも宿泊費や交通費の支払いは必要です。
U12のA級ライセンスのカリキュラム
U12のA級ライセンスでは、3つの期間に分けてカリキュラムが指導されています。前期のカリキュラムで教えられているのは、選手を育てるためのコンセプトです。実技の指導なども前期におこなわれています。中期のカリキュラムでは、専門科目の他に共通科目も教えられています。指導者の役割も中期で教えられているカリキュラムのひとつです。後期では専門科目を中心に指導されていて、指導を実践するための試験も開催されています。
4.U15のA級ライセンスの申込や難易度
15歳以下の選手を指導できるU15のA級ライセンス
サッカー協会ではU15のA級ライセンスを取得したい人のための講習会も参加しています。この講習会に参加すれば、U15のA級ライセンスを取得できます。この資格は15歳以下の選手を指導している指導者を対象にしていて、15歳以下の選手を指導できるライセンスの中では、一番ランクが高いものです。この講習会に参加するためには申込が必要になり、応募者の中から書類で選ばれた人が講習会に参加できます。申込ができるのは各都道府県のサッカー協会です。
U15のA級ライセンスを取得する難易度
U15のA級ライセンスを取得するための難易度は、受講する講習会によっても異なります。U15のA級ライセンスに参加できるのは、毎回56人までです。28人の人が参加できるコースが2つ開催されます。U12のA級ライセンスよりも参加できる人の数は多いですが、U12よりも難易度が低いとは限りません。応募者の数が多ければ、U12よりも難易度が高くなることもあります。応募者が少ない時期ならば、難易度が低くなることもあります。
5.U15のA級ライセンスの費用とカリキュラム
U15のA級ライセンスを取得するための費用
U15のA級ライセンスを取得するために必要なものは、講習会に参加するための費用です。これらの料金は、会に参加する人が自費で負担します。U15のA級ライセンスを取得するための講習会の参加費用は、消費税込みで16万2,000円です。U12の講習会よりも料金は5,000円以上高額です。こうした費用とは別に、交通費と宿泊費が必要なことはU12の講習会と共通しています。インターシップの料金が必要なことも、U12の講習と共通しています。
U15の講習会で教えられるカリキュラム
U15のA級ライセンスを取得したい人のための講習会は、U12の講習会とは若干内容が異なります。3つの期間に分けて開催されるところはU12と共通していますが、それぞれの期間の日数はU15の講習会の方が長めです。前期・中期・後期ともに6日間かけて講習会が開催されます。合計で18日間講習を受けることが必要です。前期の講習では、選手とコミュニケーションをするための技術などが教えられています。中期の講習では心理学なども教えられています。
6.ジェネラルのA級ライセンスの取得条件や難易度
ジェネラルのA級ライセンスの講習会に参加できる条件
サッカーのA級ライセンスの中でも特に難易度が高いのは、ジェネラルのA級ライセンスです。この資格は、選手を指導するための技術を向上することを目的としています。この資格を取得するための講習会に参加できるのは、B級ライセンスを取得している人です。まだ取得していない人は、先にB級ライセンスを取得することが必要です。ジェネラルのA級ライセンスの講習会に応募するためには、B級の講習会に参加した後に1年以上指導した経験を持っていることも必要です。
ジェネラルのA級ライセンスの参加者の難易度
ジェネラルのA級ライセンスの難易度が高いのは、講習会に参加できる人を選ぶための方法が複雑だからです。講習会に参加したいB級ライセンスを所有している人は、まず各地方のサッカー協会から推薦してもらうことが必要です。推薦をしてもらうだけでは講習会に参加することはできず、その後で改めてトライアルを受験する必要があります。トライアルに合格した人がジェネラルA級の講習会に参加できますが、応募した人が非常に多い場合には、難易度も高くなります。
7.ジェネラルのA級ライセンスを取得するための費用とカリキュラム
ジェネラルのA級ライセンスを取得するために必要な費用
ジェネラルのA級ライセンスを取得したい人は、講習会の参加費用を負担する必要があります。受講料は消費税込みで16万2,000円です。これはU15のA級ライセンスの講習会と同じ金額です。この他に宿泊のための費用も必要になります。宿泊費用は1日当たり1万円程度の料金です。この宿泊費用の中には、施設での3回の食事代も含まれています。その他に、ジェネラルのA級ライセンスを取得するために必要な費用は交通費です。講習会が開催される場所と参加者の住所によって、必要な交通費は異なります。
ジェネラルのA級ライセンスで教えられているカリキュラム
ジェネラルのA級ライセンスの講習会は、合計で18日間にわたって必要なカリキュラムを参加者に指導しています。18日間は3つの期間に分けられていて、前期と中期と後期でそれぞれ指導の内容は異なります。前期で教えられているのはコンディショニングの知識です。トレーニングの計画を立てるための知識も、前期の講習会では教えられています。コミュニケーションのための指導も前期の講習会ではおこなわれていて、中期の講習会では医学的な知識なども指導されています。
8.ジェネラルのA級ライセンスの定員やトライアルの情報
144人まで参加できるジェネラルのA級ライセンス
サッカーのA級ライセンスの中でも一番難易度が高いジェネラルは、定員が毎回決められています。他の種類のA級ライセンスよりも定員が多いことが、ジェネラルの講習会の特徴です。合計で144人までA級ジェネラルの講習会に参加できます。これらの参加者が全て同じコースに参加するわけではなく、6つのコースに分かれて講習会に参加します。1つのコースあたりの定員は24人です。他の種類のA級ライセンスよりも参加者の数が多いですが、応募者も多いので難易度が上がっています。
受験しなければいけない2回のトライアル
ジェネラルのA級ライセンスを取得するためにまず突破しなければいけないのは、都道府県単位で開催されているトライアルです。神奈川県に住んでいる人ならば、神奈川県で開催されるトライアルに参加することになります。各都道府県のトライアルに参加した人の中でも、試験に合格できるのは多くても5人程度です。500人の人が応募した場合には、難易度は100倍程度になります。各都道府県のトライアルに合格した後に受けなければいけない2回目のトライアルも、難易度は非常に高いです。
9.A級ライセンスの講習会の開催時期
ジェネラルのA級ライセンスの講習会が開催される日程
ジェネラルのA級ライセンスを取得するために講習会に参加したい人は、講習会が開催される日程も事前に確認が必要です。前期と中期と後期はそれぞれ間隔を分けて開催されています。どのような時期に開催されるかは年によって違いがあります。同じ種類の講習会であっても、例年とは違った時期に開催される可能性もあるので注意が必要です。講習会が開催される具体的な時期を知りたい場合には、協会に問い合わせをすることもできます。開催時期によってはスケジュールの調整が必要になることもあります。
平日にも開催されているA級ライセンスの講習会
ジェネラルのA級ライセンスの講習会は、開催される6つのコースによって、それぞれ開催される時期が異なります。運が良ければ、参加しやすいコースに入れることもあります。前期の講習会が開催されることがあるのは6月ごろの時期です。中期の講習は9月ごろに開催されることがあります。後期の講習が開催されているのは11月ごろの時期です。これらの日程では、いずれも連続した6日間において講習会がおこなわれています。平日にも講習会は開催されるので、参加するためには会社を休まなければいけない場合もあります。
10.ジェネラルのA級ライセンスの費用を用意する時の注意点
多くの費用がかかる宿泊のための費用
ジェネラルのA級ライセンスの講習会に参加するための費用を用意する時には、注意をしなければいけないことがいくつかあります。受講者が気をつけるべきことのひとつは、宿泊費用が非常にかかることです。安いホテルを利用すれば宿泊費用を抑えることはできますが、宿泊しなければいけない施設は協会が指定しているので、好きなホテルに泊まることはできません。1泊あたり1万円程度の宿泊費がかかるので、18日間全ての講習会に参加するためには15万円程度の予算が必要です。
講習会に参加するための交通費の注意点
ジェネラルのA級ライセンスの講習会に参加するための交通費を用意する場合にも、気をつけなければいけないことがあります。まず確認した方が良いことは、講習会が開催される場所です。開催場所によっては、交通費が通常よりも高めになることもあります。交通費を用意する時に注意し他方が良いもうひとつのことは、3回分の往復費用を用意しなければいけないことです。ジェネラルのA級ライセンスの講習会は3つの時期に分けて開催されるので、それぞれの講習会ごとに交通費が必要です。
まとめ
サッカー指導者のA級ライセンスは、サッカーの指導者が取得できるライセンスの中でも特にレベルが高いものです。ジェネラルのA級ライセンスを取得すれば、将来的にはS級ライセンスを取得することも可能です。ですがA級ライセンスを取得することは非常に難易度が高いので、取得を考えている人はしっかりと対策を立てる必要があります。
いかがでしたでしょうか。東京スポーツ・レクリエーション専門学校は、様々なスポーツ分野に関わる多種多様な職業に就職し、活躍していくことができる、スポーツに特化した専門学校です。
スポーツの仕事に興味がある方は、まずは資料請求を!!無料で送付いたします。
「スポーツビジネス科 サッカーコーチ専攻」があり、多くの卒業生を輩出しています。https://www.tsr.ac.jp/course/sb/soccer/
本校では他にも、さまざまなスポーツ業界で活躍する人材を養成しています。まずは、オープンキャンパスに参加して、もっとスポーツの業界について知ってみませんか?
▼オープンキャンパスはこちら▼
https://www.tsr.ac.jp/opencampus/real/
関連記事
-
- コラム
サッカートレーナー(Jリーグトレーナー)になるには?仕事内容や取得するべき資格を紹介
2025.03.27サッカートレーナーとして働くことは、サッカーファンにとっての憧れです。「サッカートレーナーになるため……
-
- コラム
ピラティスインストラクターの資格はどこがおすすめ?種類や選び方を確認しよう!
2025.03.27ピラティスインストラクターになるためには、資格取得が重要です。しかし、「どの資格を選べば失敗しないの……
-
- コラム
ピラティスインストラクターの平均年収は?年収の上げ方や雇用先を確認しよう!
2025.03.27ピラティスインストラクターは、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。しかし、実際の年収や収入の仕……