
ストレングス&
コンディショニング
専攻
スポーツ科学科
4年制
男女
- トレーニング指導力やスポーツテクノロジーによる
数値結果を組み合わせて選手の競技向上へ導く - スポーツ現場と同じ環境で経験を積める



データの計測から分析・解析まで。スポーツの進化に貢献
- 「スポーツ科学」や「スポーツテック」といった言葉が身近になっています。改めて、その概要について教えてください
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テクノロジーの発達はスポーツ分野にも目覚ましい変化をもたらしており、「スポーツ科学」「スポーツサイエンス」やSportsとTechnologyを組み合わせて造られた言葉「スポーツテック」がスポーツ産業の中でも注目されています。その一例が、スポーツ選手の動きやパフォーマンスを様々な角度から解析したり、収集したデータをもとに分析する技術です。
一例として野球を取り上げると、メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手がホームランを打つと、打球速度、角度、飛距離などが即座に数値化されていますよね。まさにそういったシーンで活用されています。
また、ピッチャーが投げたボールに対して、「キレがある」「手元で伸びる」などと表現されてきましたが、それらは感覚でしかありませんでした。しかし、回転数や角度、変化量といったものを正確に計測したり、投球・打球軌道をキャプチャすることで、「キレ」「伸び」の要素となっているものが具体的に分析できるようになりました。
- データの取得によって、これまで知られなかった領域が可視化されるようになっているのですね。
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従来、アスリートのパフォーマンスに対して「調子が悪かった」「打球が飛ばなかった」程度で受け取っていたり、ともすると指導者側も根性論で「もっと頑張れ」といったアドバイスしかできていなかったかもしれません。
しかし、今では計測された数値から動きなどを分析することが可能で、モチベーション向上にも役立つツールになっています。また、自チームや他チームの映像を分析して監督やコーチ、選手などが求めている数値を提供し、戦術や戦略などに活かす「アナリスト」という職業への認知度もかなり高くなっており、スポーツに関わりたいという学生にも人気の職種です。
ファンにとってもスポーツ科学は注目の分野です。スポーツの魅力や選手のプレーに加えて、データに着目して観戦を楽しめるなど、テクノロジーの力が加わることで、まだ見ぬ新たな感動体験や熱中できるエンターテイメント的としての効果も生まれています。

必要とされているのは、トレーニングの裏付けとなる
データを提示できるトレーナー
- 多くのメリットが生まれているのですね。
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スポーツ科学における計測、解析・分析は、パフォーマンス時の数値の可視化だけにとどまりません。筋電、脳波、骨格といったデータを分析することで、身体に負担のかかる動作を把握したり、些細な数値の変化をキャッチしたり、ケガの予防にも役立ちます。選手一人ひとりに適した練習方法の考案材料にもなるため、選手のコンディション調整やトレーニングメニュー考案、各種サポートを行うトレーナーにとっても強い味方といえます。
- アスリートはどのように受け止めているのでしょうか。
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これまでは主に海外で活用されていましたが、近年は国内でも多くのトップアスリートがデータを重視するようになって、自分で情報収集をする選手も一般的になっています。
ただ、残念なことに、スポーツ科学を日々のトレーニングに役立てられるトレーナーは、まだまだ不足しているのが現状です。所属チーム内に知識のある指導者やトレーナーがいなかったり、環境的に整っていない場合、知識を持つトレーナーに指導を仰ぐような熱心な選手も増えています。

TSRでスポーツ科学を学び、
トレーナーとしての価値を高める
- 今後もデータを活用しながらパフォーマンス向上に役立てていくアスリートやトレーナーは増えていくかもしれませんね。
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まさにそうで、トップ選手のニーズに応え、向き合うことのできるトレーナーが求められることは間違いありません。先ほど一例としてお伝えした野球以外にも様々なスポーツで活用されるでしょうし、まだスタートしたばかりであるスポーツテックは、非常にポテンシャルの大きな産業だと思います。
- スポーツテックを学ぶ学生に向けてメッセージをお願いします。
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我々が提供している「ラプソード」に関する知識や、そこで培ってきた解析、分析のノウハウなどを授業や特別講義で学べる専門学校はTSRだけです。TSRの学生のみなさんには、国内はもちろん国外でも活躍できる、トップレベルのトレーナー、そしてアナリストを目指して欲しいです。

TSRはRapsodo Japanと
教育提携を結んでいます
TSRのスポーツ科学科は、2020年より専門学校では唯一ラプソードを授業の中に導入!スポーツトレーナースペシャリスト専攻、スポーツアナリスト専攻両方で活用し、スポーツ科学に基づいた測定やトレーニング、アナリストとしての分析や戦術・戦略立案について学んでいきます。Rapsodo Japanへのインターンシップや、今回インタビューさせていただいたRapsodo Japan山同代表による特別講義も開催。最先端の話を聞くことができるのはTSRだけ!

株式会社Rapsodo Japan
メジャーリーグ全30球団に加え、日本プロ野球、社会人・学生野球の現場約250か所などで幅広く活用される投球・打球の測定分析システム「ラプソード」。2024年に大谷翔平選手とテクノロジーアンバサダー契約を終結。スポーツ科学の力で、野球をはじめ、ソフトボールやゴルフなど各種スポーツにおけるデータ活用、選手のパフォーマンス向上を推進している。
CAREER目指す職業・就職先
目指す職業

選手の競技力向上・パフォーマンス推進を中心に行います。
(別名:フィジカルコーチ)

一般の方の健康増進や競技力向上を目的にマンツーマン指導します。

企業活動に必要なデータを収集・分析し、ビジネスの課題解決に役立つ提案をする専門家です。
動画で知る!
ストレングス&
コンディショニング専攻について
活躍できる場所
- プロスポーツチーム
- コンディショニングジム
- 実業団チーム
- 高校/大学チーム
- トレーナー派遣企業
- トレーニングジム
- スポーツテクノロジー
関連企業
POINT3つの強み
スポーツ現場のS&Cコーチと
同じ環境で
経験を積むための
スポーツコラボ実習
主な実習先

「プロのトレーニング指導(NSCA-CSCS)」と
「スポーツテクノロジー」
で導く
アスリートの競技向上

動画で知る!
アスレティックトレーナーと
NSCA-CSCSについて
夢を叶えた卒業生の活躍
最前線で活躍する卒業生が多数います。
卒業生ネット
ワークがあるから、
いざ就職活動やインターンシップを
行う
際に卒業生がサポートしてくれます。

CURRICULUM時間割・授業・資格
時間割例
授業Pick up
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NSCA認定のストレングス&コンディショニングスペシャリスト資格です。傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした指導を行うための資格です。
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トレーニングの効果を測るためにスポーツテクノロジーで導きます。
取得を目指す資格
【トレーニング指導資格】
- NSCA-CSCS(アスリート向けトレーニング指導資格の認定校では、関東の専門学校で唯一です)
- NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
- JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者)
- 健康運動実践指導者
【数値分析資格】
- スポーツサイエンティスト
- 統計検定4級・3級
- データサイエンティスト検定

学びの流れ
1年次
- スポーツトレーナーの基礎知識
- スポーツ科学の基礎である[スポーツビジョン/筋力/持久力/瞬発力/跳躍力]の数値化
2年次
トレーニング指導やスポーツテクノロジーなど選手の競技力が向上するための知識や指導方法を実践的に学びます。

3年次
- 選手のフィジカル数値を分析し練習時のトレーニングメニューを考える。
4年次
- 2つの資格取得に向けての特別講座
(データサイエンティスト検定/
NSCA-CSCS資格)

VOICE学生の声
STUDENT’s VOICE
在校生の声
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野球現場に
関わることができる湯浅さん
千葉県:
私立志学館高等部 出身野球関係のトレーナーになりたくてTSRに入学しました。プロ野球選手と共に野球現場の実習に参加させていただき、監督やコーチの下で数値に基づいて選手たちへの指導をメインに行っています。
知識を学ぶことも重要ですが、現場でしか学べないこともたくさんあるので積極的に参加しています。 -
トレーニング指導を行う
S&Cとしての実力をつける竹森さん
千葉県:
県立我孫子高等学校 出身S&Cとして選手のトレーニング指導を行っています。トレーニング指導の前に、テクノロジーで数値をとっているので、数値から選手の「今」を把握してトレーニング指導で選手の「理想の未来」に繋げていきます。
目標であるバレーボールのトレーナーを目指して、現在はVリーグで実習に参加しています。
OPEN CAMPUS
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3/23 日
【試合分析体験】 Hudlスポーツコードを使って試合分析をしてみよう!(※12時40分受付開始)
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3/23 日
トリプルライセンスが取れる!4年制スポーツトレーナースペシャリスト専攻の全てがわかるガイダンス(※12時40分受付開始)
MORE!
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