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スポーツ生理学とは? 資格を取るとどんな仕事に就ける?

2023.08.07

人が運動した場合、身体にはさまざまな反応が起こります。本記事では身体の反応に関する学問の1つである「スポーツ生理学」について紹介いたします。また、スポーツ生理学を取得することで、どんな仕事に活かせられるかなどについてもまとめました。

 

目次

1.スポーツ生理学とは

2.スポーツ生理学に関する3つの資格

2-1.理学療法士
2-2.エクササイズフィジオロジスト(EP-C)
2-3.公認スポーツ指導者

3.スポーツ生理学を活かせる職業とは?

3-1.病院やリハビリ施設
3-2.スポーツトレーナー

4.スポーツ生理学を学ぶ方法

4-1.独学
4-2.大学や専門学校
4-3.講師が在籍しているスクール

 

 

1.スポーツ生理学とは

スポーツ生理学は運動によって体内に起こる生理的な反応や変化に関する学問です。
たとえばスポーツやトレーニングをした際に、心拍があがって呼吸が早くなるなどの反応がでます。他にも水分・血液・リンパなどの体液の循環も変わります。いずれもスポーツ生理学の分野とされています。他にも、運動後の疲労状態や筋肉のこわばりなどの変化もスポーツ生理学の分野と言えるでしょう。
疲労状態の把握、回復の様子などを詳しく知るためには、スポーツ生理学について学ぶ必要があります。知識を身につけることで、正しい知識のもと適切な対応をとれます。

  • トレーニングの効果を高める
  • けがや病気を予防する
  • 運動の効果を高める
  • 不調の原因の追及と回復手段の提案

スポーツ生理学という学問を通し、以上のことが通してわかるようになります。
自分だけではなく、他者の身体の動きのサポートをする上で必要な知識です。

 

 

2.スポーツ生理学に関する3つの資格

資格を取得することで、学んだ知識がより説得力があるものになります。スポーツ生理学に関する資格についてまとめました。

2-1.理学療法士

理学療法士とは国家資格の1つです。国が指定した学校での修学や、技能習得などの要件を満たした上で受験が認められています。
医療関連の資格となっており、リハビリテーションに関わる仕事をする場合は必須資格といえます。けがや病気により低下した身体機能の回復に携わっており、基本的な運動や動作能力まで回復させる指導を担います。また、他にも将来的に身体機能の低下が発生しそうな方に、予防のための指導をしていきます。

2-2.エクササイズフィジオロジスト(EP-C)

EP-Cとは民間資格の1つです。けがや病気の予防を目的とした医学である予防医学の観点から、運動やトレーニングを指導し、プログラムを構成する能力をもっている、ということを証明する資格です。
運動科学専攻の認定大学の卒業あるいは最終学期であること、心肺蘇生法・AEDの資格保持者であることが受験要件となっています。

2-3.公認スポーツ指導者

公認スポーツ指導者とは日本スポーツ協会が認定する資格です。18もの種類に分かれており、指導する場所や対象者やレベルによって役割が分かれています。資格取得にあたり講義の受講が必要で、他にも取得する種類によって別途要件が設けられています。自分が取得したい、と思っている種類によって情報収集していく必要があります。

スポーツ生理学は人間の身体そのものを学ぶ学問です。取得できる資格はさまざまなので、要件を満たしてぜひ受験を目指してください。

 

 

3.スポーツ生理学を活かせる職業とは?

スポーツ生理学を活かせる職業についてまとめました。就きたい職業によって活用できる資格も変わりますので、ぜひ参考にしてください。

3-1.病院やリハビリ施設

入院患者さんはもちろん、通院まで回復した患者さんの筋力維持・向上やリハビリテーションの仕事にスポーツ生理学は役立ちます。けがの予防のための指導を担う重要な立場なので、正しい知識が必要です。職種の名称をあげる場合、健康運動指導士・理学療法士・作業療法士などがあります。患者さんの今後の日常生活を安全なものにするために、必要な職業です。

3-2.スポーツトレーナー

コロナ以降に需要が激増したスポーツジムにて活用できます。スポーツトレーナーは健康維持やボディメイクにおいて、有効なトレーニング方法の提案はもちろん、けがをしないように正しいフォームやプログラムの指導、筋肉の状態を見て回復方法や今後のトレーニングの提案にもつなげていきます。特にマンツーマンでトレーニングの指導にあたる、パーソナルトレーナーの場合、スポーツ生理学で学んだ知識を活かすことが多いでしょう。

何気なく動かしていることが多い身体に関する知識は、けがや病気をしないよう安全性を高めるために必要です。そして職業としても十分確立しているため、今後目指す道によっては学ぶのはもちろん、資格取得を目指すのがおすすめです。取得により、能力の証明はもちろん学んだことに説得力を持たせられるようになります。

 

 

4.スポーツ生理学を学ぶ方法

就きたい職種に就くため、スキルアップを目指すためにもスポーツ生理学を学ぶ方法について知っておきたいところです。大きく3つに分けられている学びの方法を、特徴とともに紹介いたします。

4-1.独学

主に挙げられる資格はあるものの、スポーツ生理学に特化した資格はありません。専門書や参考書から、独学での学習も可能です。ただし、取得する資格によって要件があるため、情報収集を怠らないようにし、無駄にならない学習をすすめていく必要があります。

4-2.大学や専門学校

スポーツ学を学べる学校のカリキュラムにはスポーツ生理学の学習も含まれているケースが多いです。専門的な知識をはじめ、周辺領域まで学べるため、幅広い教養を得られます。指導法においても実践を交えた授業を通して習得が可能です。国家資格の取得に必要な学歴も得られるでしょう。

4-3.講師が在籍しているスクール

スポーツ生理学に精通した講師が在籍しているスクールで学ぶ方法もあります。在籍している講師によって学べるものが変わるため、医学的な知見を持ち、スポーツ現場に詳しい人を探すのがおすすめです。中には医師免許を持った講師もいるため、より深い知識を学びたい、という時は大きな糧となるでしょう。

資格の取得を目的としていなくても、自他の運動のためにスポーツ生理学を学ぶのはとてもおすすめです。正確な知識をインプットすることでさまざまな場面においてできることが広がります。特化した資格はないものの、大いに役立つ学問ということには変わりありません。

 

いかがでしたでしょうか。東京スポーツ・レクリエーション専門学校は、様々なスポーツ分野に関わる多種多様な職業に就職し、活躍していくことができる、スポーツに特化した専門学校です。

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