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プロバスケチーム(Bリーグ)のマネージャーに必要なスキルと資格まとめ

2023.05.17

バスケットボールチームにおけるチームマネージャーは、チームの成功のために非常に大きな役割を担っています。バスケットボールへの情熱、鋭いビジネスセンス、そしてチームをサポートしたいという意欲があれば、プロバスケットボールチームのマネージャーは、あなたにとって完璧なキャリアパスとなるかもしれません。

目標達成までの道のりは長く険しいものですが、将来を見すえて早くから行動していれば、決して不可能ではありません。本記事では、プロバスケットボールチーム(Bリーグ)のマネージャーになるために必要なステップやスキルについて紹介します。

 

目次

1.プロバスケチームのマネージャーの役割とは?

2.マネージャーとフロントスタッフの違い

 マネージャー

 フロントスタッフ

3.プロバスケチームのマネージャーになるには?

 大学や専門学校で学ぶ

 インターンシップに参加する

 リーダーシップとコミュニケーションスキルを磨いておく

 チームマネージャーの求人に応募する

 人脈を作っておく

4.マネージャーに必要な資格やスキル

 

 

1.プロバスケチームのマネージャーの役割とは?

マネージャーの仕事は多岐にわたります。たとえば、遠征のための移動の手配、試合や練習のスケジュール管理、予算の管理、チームの人員配置などです。選手への対応やチームをより良くするための環境作り、ファンとの良好な関係構築のためにどのような施策を打つかなど、チーム運営を総合的にサポートすることが主な役割です。

所属しているチームによっても役割は大きく変わりますが、場合によっては、ウェアや備品の発注、練習施設の予約、パス練習の相手などをすることもあります。チームによっては、アシスタントマネージャーを配置して、より仕事を細分化しているチームもあります。バスケットボールのチームマネージャーは、選手がコート内外で活躍し、チームが目標を達成できるように、たゆまぬ努力が必要な仕事といえます。

 

 

2.マネージャーとフロントスタッフの違い

マネージャーとフロントスタッフは、チーム運営において異なる役割を担っています。ここでは、それぞれの役割と違いについて説明します。

マネージャー

マネージャーは、主にチーム全体の運営や戦術面、選手の管理やコーチングスタッフとの連携などに関する仕事を担当します。たとえば、選手の状態やパフォーマンスの把握、試合や練習の計画立案、戦術や戦略の立案、選手やコーチとのコミュニケーション、選手のサポートや問題解決などです。

フロントスタッフ

フロントスタッフは、チームの運営や経営に関する仕事を担当します。たとえば、マーケティングや広報、チケット販売、スポンサー関係の構築や管理、ファンとの関係構築、財務管理、法務や人事など、チームのビジネス面をサポートします。

マネージャーは、主にチームの競技面にフォーカスし、選手やコーチと密接に連携してチームのパフォーマンス向上に取り組みます。一方でフロントスタッフは、チームの経営やビジネス面にフォーカスし、チームの財政やマーケティング活動をサポートします。どちらの役割も、チーム運営においてとても重要です。マネージャーとフロントスタッフは、チームの目標達成のために連携し、協力して仕事をしています。

 

 

3.プロバスケチームのマネージャーになるには?

マネージャーは、選手たちのマネジメントや快適な環境づくりなど、チーム全体の運営を担います。マネージャーとして活躍するためには、リーダーシップ、コミュニケーションスキル、財務管理など、さまざまな分野に精通している必要があります。

また、活躍しているマネージャーやフロントスタッフは、自分自身もバスケットボールの選手経験がある人が多いです。プロチームのマネージャーになるためには、バスケットボールに関する基本的なルールや戦術、戦略などの知識があったほうがよいでしょう。バスケットボールの経験は、選手やコーチと円滑にコミュニケーションを取り、適切な判断を下すためにも役立ちます。

大学や専門学校で学ぶ

大学や専門学校で、スポーツマネジメントやビジネス、マーケティングなどの分野を学ぶことで、チーム運営に関する知識やスキルを身につけられます。バスケットボールに関連する部活動やサークルに入り、マネージャー経験を積んでおくこともおすすめです。マネージャーやフロントスタッフは、外国籍の選手や関係者とのコミュニケーションを取る機会が多いため、複数の言語、特に英語を話す能力があったほうが望ましいといえます。

インターンシップに参加する

プロのバスケットボールチームや他のスポーツチームのインターンシップに参加するとよいでしょう。インターンシップに参加して、アシスタントやチーム運営、マネジメントの経験を積み、プロバスケットボールチームと積極的に関ることで、スポーツ業界での人脈を築けます。

このような経験は、将来的にスポーツ業界でのキャリアを目指す上で非常に重要です。インターンシップに参加したからといって、確実にそのチームに採用してもらえるわけではありませんが、そこで採用されなかったとしても、別のチームに紹介してもらえる可能性もあります。インターンシップやボランティアに参加することは、自分自身のスキルや知識を向上させることもでき、将来的なキャリアアップにつながる重要なステップのひとです。

リーダーシップとコミュニケーションスキルを磨いておく

チームマネージャーは、選手やコーチ、スタッフとのコミュニケーションが重要です。リーダーシップ力やコミュニケーション能力を磨いておくことで、チーム運営において円滑なコミュニケーションができるようになります。

チームマネージャーの求人に応募する

Bリーグチームのウェブサイトでは、各クラブの求人情報を公開しています。営業や、広報、マーケティング担当など、一般企業と同様に正社員や時給制で募集が掲載されています。こういった求人を日頃からチェックしておき、自分が関わりたいプロチームの募集が掲載されたときに、すぐに応募できるようにしておきましょう。

人脈を作っておく

スポーツ業界での人脈を作っておきましょう。業界イベントやセミナー、インターン、ボランティアに参加して、関係者と積極的に交流しましょう。これにより、求人情報やチームの内情に関する情報を入手しやすくなり、機会があれば関係者からチームへ紹介してもらえるかもしれません。

 

4.マネージャーに必要な資格やスキル

プロバスケチーム(Bリーグ)のマネージャーになるための必須資格はありませんが、あったほうがよい資格としては以下のような資格があります。Bリーグのウェブサイトでは、求人募集が掲載されているため、ウェブサイトを参考に必要な資格やスキルについて、準備をしておくとよいでしょう。

普通自動車免許

選手の移動などで車を運転することがあるためです。

ビジネス関連資格

経営戦略などのビジネス関連資格はチーム運営に有効です。マーケティング資格などは、スポンサーやファンとの関係構築や収益向上に役立つでしょう。

言語資格

国際的なプロバスケットボールチームなどでは、外国人選手やコーチとのコミュニケーションが必要になることがあります。英語などの言語資格を取得することで、国際的なチームでも対応できる力が身につきます。

パソコンスキル

ExcelやPowerPointなどの基本的なパソコンスキルを求めている求人が多くありました。

営業経験やコミュニケーション能力

多くの関係者やファン、選手、コーチと関わる機会が多いため、コミュニケーション能力は多くのチームでとくに必要とされています。

 

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