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スポーツ栄養学とは? 栄養士の資格について解説

2023.08.07

スポーツ栄養学とは選手が試合にて最大のパフォーマンスを発揮するための食事術に関する学問です。けがを予防するほか、競技を長く続けるために必要な身体作りのために、必要な知識も含まれています。

 

目次

1.スポーツ栄養学について

2.スポーツ栄養学の必要性

3.公認スポーツ栄養士について

3-1.資格取得のメリット
3-2.公認スポーツ栄養士はどこで勤務しているか
3-3.公認スポーツ栄養士の資格の活用状況

4.スポーツ栄養学でサポートできるスポーツ

 

 

1.スポーツ栄養学について

多くのアスリートがスポーツ栄養学を取り入れており、日々の生活に活かしています。試合当日の食事だけではなく、普段の食生活からしっかり基礎を作っていかなくてはならないのが、スポーツに勝つための身体作りです。スポーツにおいて活躍を目指すのであれば、食育はとても重要な部分とされています。

 

 

2.スポーツ栄養学の必要性

食生活が人間の健康に深い結びつきがある、というのは知られていることですが、身体が資本のアスリートにとっては、より深い関係性があります。普段から正しい食生活を続けていくのが何よりも重要で、良いものを最適なタイミングで摂取するのが大切です。また、無理な食事制限に至らないためにも、栄養学についての正しい知識は必要なことなのです。
スポーツライフにおいて「運動」「栄養」「休養」は強くなるための基礎となっています。ひとつ欠けていても十分なパフォーマンスを発揮できません。食事もそのうちのひとつのトレーニングととらえて、スポーツ栄養学から得られた知識を活かしていきたいところです。

 

 

3.公認スポーツ栄養士について

スポーツ栄養学への理解を深めた上で、取得できる共同認定資格が公認スポーツ栄養士です。栄養面の専門知識をもちいて、競技者の食事環境を整える役割を担っています。現在栄養サポートに関するニーズは高まっている傾向にあり、トップアスリートはもちろん、スポーツチームに所属している子供たちの食育にも関わっています。

 

3-1.病院やリハビリ施設

入院患者さんはもちろん、通院まで回復した患者さんの筋力維持・向上やリハビリテーションの仕事にスポーツ生理学は役立ちます。けがの予防のための指導を担う重要な立場なので、正しい知識が必要です。職種の名称をあげる場合、健康運動指導士・理学療法士・作業療法士などがあります。患者さんの今後の日常生活を安全なものにするために、必要な職業です。

3-1.資格取得のメリット

「公認スポーツ栄養士」の資格を取得して得られるメリットについてまとめました。

スポーツに関わる仕事を増やせる

資格を取得したところ、依頼が増加したという人が多いです。また、資格をもとに提供できるサービスを増やすことも可能です。

信頼度が増す

資格は持っている知識の証明となります。選手やスタッフからの信頼度が増すでしょう。

スキルアップ

学問的な視点から提案ができるようになるため、指導の幅が広がります。選手やスタッフとの会話につながり、より仕事をしやすい状況を作り上げられます。

第一印象の向上

資格を持っている、ということで第一印象も良くなります。専門家として見てもらえるため、スムーズに話を受け入れてもらえます。

人脈の増加

スポーツ栄養学の専門家として、アスリートや監督、他の栄養士などの人脈を増やせます。スポーツ栄養学自体は独学でも学べますが、資格取得の難易度は高く設定されています。しかし取得しておくことで、たくさんのメリットが得られると期待されるため、ぜひ取得を目指すのをおすすめいたします。

3-2.公認スポーツ栄養士はどこで勤務しているか

公認スポーツ栄養士の勤務先で多いのが、研究教育機関とされています。大学、短大、専門学校などに勤務している傾向が高いです。もちろんこの限りではなく、委託給食会社・病院・行政などでもニーズのある資格です。フリーランスとして独自に活躍している方も多いです。スポーツチームと直接契約して活躍している、公認スポーツ栄養士もいます。

3-3.公認スポーツ栄養士の資格の活用状況

公認スポーツ栄養士は講習会やカウンセリングなどで活用されているケースが多いです。チームの合宿での食環境整備、生化学的検査・測定でのコンディション把握、選手へのカウンセリングなどで活かされています。

スポーツ栄養学をなくして、アスリートの健康維持はとても難しいです。多くの競技をサポートしている、欠かせない職業とされています。

 

 

4.スポーツ栄養学でサポートできるスポーツ

PDCAサイクルに基づき栄養サポートに取り組んでいる公認スポーツ栄養士、スポーツ栄養学を用いてサポートできるスポーツは主に以下のとおりです。

  • 陸上競技
  • 野球
  • サッカー
  • バスケットボール
  • ラグビー

人口の多い競技に関わりが深く、多くの選手の食生活のサポートにまわっています。主に多いのが上記の競技とされていますが、選手がいる限りスポーツ栄養学でサポートできる部分は非常に多いです。種目問わず、スポーツに広く関わっています。
また、プロアスリートだけではなく、特に身体作りが重要となってくる小学生、中高生、大学生などに関わっているケースもあります。高齢者の食生活にもスポーツ栄養学を用いられているのが調査結果から明らかになっており、幅広い年代に対応しているのがうかがえます。

スポーツ栄養学は人の健康維持のためにも役立つ知識が得られる学問です。幅広い活躍が期待できるため、資格取得のハードルは高いですが、ぜひ教養を身につけてください。

 

 

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