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スポーツトレーナーの年収・給料はどのくらい?就職先、年齢別に紹介!
2023.08.15スポーツが好きな方や、将来的にスポーツに関わる仕事に就きたいと考えている方にとって、スポーツトレーナーという職業は非常に魅力的で憧れの存在といえるでしょう。プロのアスリートをサポートしたり、一般の方の健康維持やリハビリを支援したりするなど、活躍の場が広いのが特徴です。そんなスポーツトレーナーを目指す上で、やはり「スポーツトレーナーの年収が実際どのくらいなのか」は、多くの人にとって非常に気になる方が多いのではないでしょうか。実際、スポーツトレーナーの年収は、勤務先の業種や地域、さらには経験年数や保有資格によって大きく異なります。年齢によっても年収は変動し、若いうちはやや低めでも、経験を積むことで徐々に年収アップが見込めるケースも少なくありません。
そこで今回は、スポーツトレーナーの年収について、年齢別の傾向や就職先ごとの違いなど、具体的に解説していきます。スポーツトレーナーとしてのキャリアを考える上で、年収の目安を知っておくことは非常に重要ですので、ぜひ参考にしてください。
目次
就職先別によるスポーツトレーナーの年収について
スポーツトレーナーとして働く際に選ばれる主な就職先は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
・プロスポーツチームや特定のアスリートに帯同する「選手専属のスポーツトレーナー」
・フィットネスクラブやスポーツジムで指導を行う「スポーツジムのトレーナー」
・身体のケアやコンディショニングを担う「整体院など医療・リハビリ系施設で働くスポーツトレーナー」
これらの就職先によって、スポーツトレーナーの年収には大きな差が生じるのが実情です。
中でも、選手専属のスポーツトレーナーとしてプロチームや個人アスリートと契約するケースは、スポーツトレーナーの中でも最も高い年収が見込めるポジションです。選手の成果に直結する責任の重い役割ですが、それに見合った高収入を得られる可能性も高く、人気の就職先といえます。
次に、それぞれの就職先で実際にどれくらいの年収が期待できるのか、具体的に見ていきましょう。
プロチームや選手専属のスポーツトレーナーの年収は?
プロチームや特定選手の専属のスポーツトレーナーとして働く場合の年収は、約300万円〜1,000万ほどです。仮にあなたがスポーツトレーナーとしてのスキルが浅いもしくは未経験の状態であれば、特定選手の専属スポーツトレーナーとして働くことは難しいです。
そのため、スキルが浅いもしくは未経験の場合は、多数所属しているスポーツトレーナーの一員として働くケースが非常に多く、その場合の年収は約300万円前後からのスタートです。プロチームや特定選手の専属のスポーツトレーナーとして最初のうちは、年収が低くなりがちですが、経験や実績を積むことで年収アップを目指すことは可能です。しかし、このような形態で働くことになると、チームの成績や賞金獲得の有無、スポンサー収入によってスポーツトレーナーの年収は変動する可能性が大いにあります。
そのため、一般的なサラリーマンのような安定収入を望むのは難しいと言えます。さらに、選手同様に、スポーツトレーナーもチームや選手の成績が悪ければ契約更新がされない可能性もある一方で、良い成績を叩き出せれば他のチームや選手からヘッドハンティングされる可能性もあります。ヘッドハンティングされたスポーツトレーナーの年収は一気にアップする可能性もあります。
スポーツジムにおけるスポーツトレーナーの年収は?
スポーツジムでスポーツトレーナーとして働く場合の年収は、300万円〜400万円ほどです。スポーツトレーナーとして働きたいが、未経験であるもしくは経験が浅いというあなたは、経験を積むという意味でも、スポーツジムで働くのも良いです。
しかし、スポーツジムはこういった未経験のトレーナーも雇っているため、年収はそこまで高いとは言えません。もちろん、勤続年数によって多少の年収アップは見込めますが、大幅に年収がアップする見込みは低いといわざるを得ません。
スポーツジムで年収を劇的にアップするには、自分が所属しているジム自体の収益が劇的に伸びれば、年収アップは見込めますが、かなり難しいと言えます。一方、劇的な年収アップではありませんが、パーソナルトレーニングを導入しているジムでは、指名制度があり、顧客の満足度に寄与し多くの顧客から指名を集められれば、多少なりとも年収アップを見込めます。また、スポーツジムで働く場合、突然解雇になる心配はありません。
整体院におけるスポーツトレーナーの年収は?
整体院の場合、年収は平均で400万円程度です。記事を読んでいただいているあなたは、スポーツトレーナーとして整体院で働くとはどういうことか疑問に感じていませんか。実は整体院では、スポーツトレーナーとして得た知識を生かして骨格の歪みを矯正し、筋肉痛を和らげたり、運動機能の回復を目指したりするサポートを行っています。
整体院で働く場合、最初の年収は200万前後からスタートするケースが多く、勤続年数によって年収は段階的にアップしていきます。しかし、40〜50代のスポーツトレーナーの年収は300万円前後のケースも多く見受けられます。一方、整体院で働いているスポーツトレーナーの中には年収が600万円のトレーナーもいます。
年収をそこまでアップできる理由は、副業をやっているか否かの違いです。スポーツチームの中には専任でスポーツトレーナーを雇えないチームや、学生の部活動で予算が限られている部活が、整骨院にトレーナーの派遣を要請するケースがあります。いわゆるアルバイトトレーナーとしての副業も可能です。
アルバイトトレーナーの場合、1件当たりの単価は数万円と比較的安価ではありますが、こういった案件を複数件掛け持ちすることによって年収アップを見込める場合もあります。
20~50代別スポーツトレーナーの年収について
スポーツトレーナーとして長く働いていきたいと考えると、年齢別の年収も気になりますね。そこで下記では、年齢別にスポーツトレーナーの年収について見ていきます。
20代スポーツトレーナーの年収は?
20代では、約350万円〜400万円台の年収の人が多いです。20代は大学・専門学校を卒業して間もない人が多く、特に20代前半であれば経験値もそこまでないので、年収は低くなりやすいです。
20代後半に突入すると経験値も増え、20代前半と比較するとやや年収アップを期待できるでしょう。20代での年収アップも大切ですがまずは、体力のある20代のうちに多くのスキルを身に着けることも大切な期間となっています。
30代スポーツトレーナーの年収は?
30代は、年収が500万円程度の人が多いです。30代ともなるとスポーツトレーナーとしてのスキルや実績などが伴ってくる時期です。そのため、評価に値する実績があればプロチームやアスリートから声がかかり、専属契約へと繋がるケースもあります。このことから、30代は一気に年収をアップするチャンスがある年齢ですね。
40代スポーツトレーナーの年収は?
40代は、年収が600万円程度の人が多いです。40代の中にはプロクラブやトップアスリートなどと専属契約を結び、年収は1000万円台に突入する人も珍しくありません。
50代スポーツトレーナーの年収は?
50代では、約650万円〜700万円台の年収の人が多いです。50代になると体力的に現役で活発にトレーナーとして働くことに難しさを感じる機会が多いです。そのため、現役を退き、後継者育成のため、大学や専門学校の講師として働くケースもあります。
一方で体力的に衰えがなく現役トレーナーとして働く人も中にはいます。このことから50代では、人によって進む道が異なり、年収にも差が出る年代とも言えます。
スポーツトレーナーの年収を上げる方法について
スポーツトレーナーになったからには、誰しも年収をアップしたいと考えますね。では、トレーナーが年収をアップするにはどうしたらいいのか、下記で解説していきます。
スポーツ選手や実業団チームなどと専属契約を結ぶ
スポーツトレーナーとして大きく年収アップするにはやはり、プロチームやアスリートと専属契約を結ぶことです。専属契約まで持ち込めば、年収1000万円も現実的です。また、プロのサポートができる環境でもあるため、仕事に対してやりがいも感じます。
しかし、専属契約を結んだチームやアスリートがよい成績を残せないと、契約解除などの事態に繋がるリスクもあるため、常に向上心を持ち続ける必要があります。
さまざまな知識や技術を身につけスキルアップする
最初はなかなか難しいですが、年齢を重ねると共に、知識や技術の習得が可能です。若手のうちは、まだ人に誇れるような実績がなくとも、スキル習得と共に、どんどん実績はついてきます。場合によっては、専属契約やヘッドハンティングなどの話が舞い込んでくる可能性もあります。
経営者となる
スポーツトレーナーとしてある程度のスキルや実績があり、顧客の獲得も問題なく行えそうであれば、スポーツジムを開業し経営者となる手段もあります。
最初は開業にかかる初期費用などもかかってしまうため、年収アップを望むことは難しいでしょう。しかし、ジムを開業してから徐々に顧客の信頼を得ることに成功し、メディアやSNSなどで話題のジムともなれば、顧客数は一気に急増し、大幅な年収アップを望めます。
フリーランスとして活動する
業務委託型もしくは派遣型のスポーツトレーナーとして活動する手段もあります。業務委託型で時給制であれば、1時間当たりの単価は、約1,500円〜2,000円、歩合制であれば、1セッション約4,000円〜5,000円の収入が見込めます。
一方派遣型は、1セッション10,000円程度の収入が見込めます。これらを年収に換算するとそこまで高い年収ではありませんが、徐々に人気のトレーナーとなり、ある程度の顧客数を獲得できれば、年収1000万円を目指すことも可能です。
まとめ
今回の記事では、スポーツトレーナーの年収について、就職先ごとの違いや年齢別の傾向など、さまざまな角度から詳しく解説してきました。スポーツトレーナーという職業は、年齢を重ねるごとにスキルや実績が蓄積され、それに比例して年収も上がっていく傾向にあります。若いうちは年収が比較的低めに感じられるかもしれませんが、着実に経験を積み、信頼や結果を残していけば、将来的には高年収を目指すことが十分可能です。
特に、スポーツトレーナーとしての専門性を高め、ニーズの高い分野で活躍できるようになると、年収アップのチャンスはさらに広がります。スポーツトレーナーの年収は、あなたの努力次第で大きく伸びる可能性を秘めているのです。
いかがでしたでしょうか?スポーツトレーナーの年収について理解を深めることで、将来設計やキャリア選択に役立てていただければ幸いです。
なお、東京スポーツ・レクリエーション専門学校では、スポーツに特化した専門教育を通じて、スポーツトレーナーをはじめ、スポーツ業界で活躍できる多種多様な職種への就職を目指すことができます。実践的なスキルと知識を身につけられるカリキュラムで、将来の年収アップに直結するキャリア形成をサポートします。
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