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スポーツメーカーの仕事って何があるの?!14の職種をご紹介!

2023.09.12

スポーツに関わる仕事の代表的なものに、スポーツメーカーの仕事があります。スポーツメーカーの仕事というとユニフォームの制作やスポーツ用品の販売をイメージしますが、実際には人事や経理といった裏方の仕事もあり、イメージよりも非常に業務の幅は広いです。スポーツメーカーの仕事は具体的にどのような職種があるのか、14種類の仕事をご紹介します。これからスポーツメーカーに就職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

1.スポーツメーカーはどんな仕事をする?

2.営業

3.マーケティング

4.広報

5.生産管理

6.物流(ロジスティクス)

7.DTC

8.IT

9.法務

10.経理

11.人事

12.デザイン

13.海外赴任

14.プロジェクトマネージャー(PM)

15.研究開発

16.スポーツメーカーに就職するには?

まとめ

 

 

1.スポーツメーカーはどんな仕事をする?

スポーツメーカーとは、スポーツ用品の企画やデザイン、販売を主に行う仕事です。プロスポーツ選手が使用するプロ用のスポーツ用品から一般向けのものまで、さまざまなスポーツ用品を取り扱っています。国内外にさまざまなスポーツメーカーが存在し、国内のスポーツメーカー企業では、アシックスやミズノ、デサントなどが有名です。
スポーツメーカーの構造は一般的な企業と同じように、営業や企画など部署に分かれてそれぞれの業務を担当します。なかにはスポーツと関係があまりない仕事をする部署もありますが、多くの部署でスポーツ関連の仕事を担当することができるでしょう。スポーツメーカーには「スポーツマーケティング」といったスポーツメーカー特有の部署もあるので、スポーツが好きな方にとって魅力的な仕事なのではないでしょうか。
具体的にスポーツメーカーにはどんな仕事をしているのか、14種類の職種をご紹介していきます。

 

2.営業

スポーツメーカーの利益を上げるために、全国のスポーツ用品店を回って商談するのが営業の仕事です。スポーツ用品店に自社の商品を置いてもらえないか、取引先に商談して自社商品の購入につなげます。営業はただ商品を紹介するだけでは商談はうまくいきませんので、自社商品の特徴や使用したときのメリットなどを伝える提案力が必要です。
また、商品のポップを店頭に置かせてもらえないか、商品を売り場の目立つ場所に設置してくれないかなど、売り上げアップのための取引を行うこともあります。そのほかにも、売り上げが下がっている取引先でイベントや催事などを実施したり、取引先からの問い合わせに答えたりなど、取引先と企業をつなぐさまざまな業務を担当します。

 

3.マーケティング

スポーツメーカーによって業務範囲は異なりますが、商品の価格設定やプロモーションなど販売戦略を立てるのがマーケティングの主な仕事です。トレンドのリサーチや市場調査を行い、効果的な施策などを立案・実行します。

  • 市場調査と結果の集計・分析【マーケティングの主な仕事】
  • 新商品の戦略立案
  • 戦略や施策の効果検証
  • 効果的なアプローチの計画 など

マーケティングのなかでもスポーツに特化したものを「スポーツマーケティング」と呼び、スポーツメーカー特有の部署として存在します。スポーツマーケティングの活動目的は、スポンサーを増やすことやプロスポーツ選手のファンを増やすこと、スポーツ市場を盛り上げることなどです。プロスポーツチームのサポートやスポーツ大会の協賛を担当し、選手とスポンサーとなる企業をつなぐ役割を果たします。

 

4.広報

広報とは、企業の最新の商品情報などを世間に発信するための仕事です。広報の仕事は「社外広報」と「社内広報」の2つに分けられ、さらに最近ではオウンドメディアの運営も広報が担当することがあります。
「社外広報」はプレスリリースなど、企業の商品やサービスに関する情報をユーザーやマスコミに向けて発信することです。情報を発信することにより企業のイメージを確立させ、ブランディングや収益につなげます。マスコミやメディアからの取材も広報が対応することが多く、企業の顔となる部署といえるでしょう。
一方、「社内広報」は社内に向けた情報発信のことを指します。社員に自社の情報を共有させるためや社内報で新入社員の紹介をするなど、企業によって社内広報の形はさまざまです。社内広報は社員同士のコミュニケーション促進に効果があるといわれており、広報の仕事は情報発信だけにとどまりません。

 

5.生産管理

スポーツメーカーにおいて生産管理の仕事は、会社の利益に影響する重要な業務です。商品の需要を予測して生産計画を立て、計画に沿って生産業務を管理します。もしも需要予測が外れたり計画どおりに生産できなかったりすれば、商品の売れ残りや欠品といった不利益が生じるでしょう。このような事態を防ぐため、生産管理担当者は生産計画に基づいて商品の発注や納品管理を行います。
また、商品の在庫管理や品質管理も生産管理業務のひとつです。在庫管理の仕事は在庫数を管理するのはもちろん、生産計画と連携して在庫調整することも含まれます。品質管理においては工場内で生産される商品の品質に問題がないか細かくチェックし、不良品があった場合は製造日やロット番号から不良の原因を追及します。

 

6.物流(ロジスティクス)

物流はロジスティクスとも呼ばれる、商品の輸送に関わる業務です。仕事内容は商品を輸送するにとどまらず、輸送する際に発生する商品の整理や検品作業など輸送全般の業務を担当します。物流の仕事はただ商品を運べばいいというわけではなく、商品をいかに安定的にかつ効率的に輸送するかが重要です。
予定どおり商品を輸送することが大切ですが、安全性や輸送にかかるコストなども考慮しなければなりません。物流には多大なコストがかかっており、輸送コストを削減できるかで企業の利益も大きく変わってきます。しかし、だからといってコスト削減ばかりに注力すれば、物流トラブルなどにつながり商品の安定供給ができなくなってしまうのです。物流の仕事は一見スポーツメーカーらしい仕事ではありませんが、企業の信用性につながる非常に重要なポジションといえるでしょう。

 

7.DTC

DTCはDirect to Consumerの略称で、日本語で「顧客直結」という意味になります。DTCは「中抜き」ともいわれ、メーカーなどが卸売業者などをとおさず直接ユーザーに販売する手法です。たとえば、スポーツメーカーの直営店やオンラインショップなどがDTCの例にあげられます。
これまで商品を販売するには、メーカーが卸売店や小売店に卸してユーザーに商品を販売するのが一般的でした。しかし、直営店やオンラインショップで商品を販売するほうが、仲介業者をとおして販売するよりも利益率が高くなります。
また、ユーザーもオンラインショップで商品を購入する割合が増えているため、今後DTCに力を入れるスポーツメーカーは増えてくることが予想されます。仲介業者をとおさないことでスポーツメーカーとユーザーの距離も近くなり、新たな切り口の戦略や施策を立案できる人材が求められるでしょう。

 

8.IT

 

ITとはInformation Technologyの略称で、コンピューターで情報処理に関わる業務全般を指す言葉です。スポーツメーカーにおいてITは、社内の情報処理とユーザーとのコミュニケーションの手段などに用いられます。
スポーツメーカー業界はIT技術の普及率が低いといわれていますが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり徐々にITが活用されはじめました。たとえば、ITシステムの導入や社内IT教育を実施するなど、業務の生産性をあげるためのデジタル化が進んでいます。ユーザーに対しては企業のアプリを開発して、コミュニケーション手段や販売ツールとして活用をはじめたスポーツメーカーも多いです。IT技術がどんどん進化していくなかで、ITをスポーツビジネスに落とし込めるスキルと知識を持った人材の需要が高まっています。

 

9.法務

法務は会社内の法律に関する業務を担当し、社内外で発生したトラブルの対応などを行う仕事です。スポーツメーカーのように消費者に向けて事業を行っていると、顧客からクレームが寄せられて取引先とトラブルが発生したりなど、さまざまな法律事案が発生します。また、自社の新商品が著作権を侵害していないか、消費者庁の法律や制度を守っているかなどをチェックするのも法務の仕事です。
また、法務の仕事はトラブル対応以外に、社内規則の策定やコンプライアンスが守られているかなど社内秩序を守る役割もあります。そのため、業務には法律など専門的な知識が必要となるため、常に社会情勢や情報のアップデートが必要になる部署です。

 

10.経理

経理は会社内の経理関係を担う仕事ですが、スポーツメーカーのような製造業はいわゆる経理とはやや異なります。製造業の経理は「メーカー経理」といわれ、一般的な企業の経理に加えて工業簿記の概念を持たなければなりません。
なぜなら、スポーツメーカーは小売業のように「モノを仕入れて販売する」のではなく、「原材料を調達して自社で製造したモノを販売する」からです。自社で商品を製造して仲介業者に売る、または直営店などで販売する工程があると、一般的な商業簿記では正確に原価を把握することはできません。もしもスポーツメーカーの経理部に配属された場合には、すでに簿記を取得している方も新たにメーカー簿記を学び直す可能性があります。

 

11.人事

人材採用や社内の人材育成に関わるのが人事の仕事です。学生向けの会社説明会や採用面接などを担当するため、企業の顔となる仕事ともいえます。企業によって人事の業務内容は異なりますが、以下のような業務が人事の主な仕事内容です。

  • 採用や雇用の管理
  • 社内評価制度の作成
  • 人材配置
  • 人材育成のカリキュラム作成
  • 社内制度・環境の整備 など

人事は裏方のような仕事が多いですが、企業の発展に欠かせない人材を扱う重要な仕事です。企業の成長に携われる、やりがいのある仕事といえるでしょう。人事部で働きたいという方もいると思いますが、人事部で働くには部署異動や転職をして配属されるケースが多いようです。新卒入社で人事部に配属されるケースもありますが、働きぶりや人柄を認められてから異動を希望するのがよいかもしれません。

 

12.デザイン

 

スポーツメーカーの商品となる、スポーツ用品やアパレルのデザインを担当する仕事です。デザインの仕事はただユーザーから好評を得る商品を考えるのではなく、クライアントの希望に応えるデザインを提案する必要があります。さらに、デザインした商品をユーザーはどのように使用するか、どのような場面で使用するかなどコンセプトをデザインに落としこむことも大切です。
また、デザインを形にするまではマーケティング担当やパタンナーなどほかの部署との連携も必要になります。デザイナーにどれだけの裁量があるかはメーカーやクライアントによって異なりますが、自分のデザインしたものが形になるやりがいのある仕事といえるでしょう。

 

13.海外赴任

海外に工場や店舗を置いている企業の場合、海外赴任を命じられる可能性があります。業務内容は日本で任されていたことと変わらないこともあれば、海外の市場を調査し、展示会に参加したりなど新たなチャレンジもあるかもしれません。海外赴任を命じられるのは、会社の将来を担う若手社員が多い傾向にあるようです。
海外赴任でよくあるケースは、現地の工場での生産管理やマネージャーの仕事です。現地スタッフが指示どおりに作業しているか、品質を保てているかなどをチェックします。海外赴任する場合は現地で生活をして外国人スタッフと接しなければならないため、現地の言葉を学ぶ必要があります。

 

14.プロジェクトマネージャー(PM)

スポーツメーカーはワールドカップやオリンピックなど、大規模なスポーツイベントの際にプロジェクトチームを立ち上げてイベントを開催することがあります。このプロジェクトチームをまとめる役割をするのが、プロジェクトマネージャー(PM)です。
たとえばワールドカップやオリンピックなど大規模なスポーツイベントで、ボランティアの人たちのウェアを製作するプロジェクトがあったとします。この際プロジェクトマネージャーは納期や外注費、ライセンス数などの細かいコスト管理などをしてプロジェクトを進行させていきます。

大規模なイベントとなると何万着というウェアを納期に間に合わせなければならず、責任も大きくなります。しかし、プロジェクトが無事に成功すれば、大きな達成感ややりがいを感じられる仕事です。

 

15.研究開発

スポーツウェアやシューズなどの研究や開発に携わる仕事です。研究開発の対象はメーカーによって違いますが、共通しているのはよりよい商品を作るための部署ということでしょう。研究開発を担当する人のなかには、スポーツの現場を視察したり選手に話を聞きに行ったりと自発的に行動することも多いようです。
スポーツメーカーの研究開発には高度な知識が必要となるため、採用の条件として修士課程を修了していることをあげている企業もあります。なかには大学時代の研究を活かしてそのまま入社できるケースもあるので、大学院を修了していないからといって可能性がないわけではありません。

 

16.スポーツメーカーに就職するには?

mizuno

スポーツメーカーに就職するために、絶対に必要な学歴やスキルなどの条件はありません。ただし、希望の職種がある場合は、業務に必要な知識や役立つスキルを学べる進路を選ぶのがよいでしょう。デザイナーになりたいのであればデザインを学ぶ、マーケティング部を希望するなら商学や会計学のある学部に進学するのがおすすめです。
そのほか、スポーツメーカーに就職を考えているなら、経営学やビジネス学、スポーツ学を学んでおくと就職に役立つかもしれません。大学でスポーツを研究したり趣味でスポーツに打ち込んだりなど、自身の強みになるポイントを持っておくとよいでしょう。

 

まとめ

スポーツメーカーの仕事は一般的な企業と同じように、各部署に分かれてそれぞれの業務を担当します。一般的な企業とスポーツメーカーの違う点は、スポーツに関するサービスやモノを企画して販売できることです。新卒入社の場合は希望の職種に就けるとは限りませんが、スポーツが好きな人にとってスポーツメーカーの仕事はやりがいのある仕事なのではないでしょうか。今後スポーツビジネスは市場拡大が期待される業界であり、スポーツメーカーの仕事もますます進化していくでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。東京スポーツ・レクリエーション専門学校は、様々なスポーツ分野に関わる多種多様な職業に就職し、活躍していくことができる、スポーツに特化した専門学校です。

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【今回の記事に該当するスポーツの仕事に就くための学科紹介】

●スポーツビジネス科 スポーツファッション専攻
https://www.tsr.ac.jp/course/sb/fashion/

●スポーツビジネス科
https://www.tsr.ac.jp/course/sb/

●スポーツトレーナー科
https://www.tsr.ac.jp/course/st/

●アスレティックメディカルトレーナー科
https://www.tsr.ac.jp/course/at-medical/

●スポーツ科学科
https://www.tsr.ac.jp/course/science/

●パーソナルトレーナー科
https://www.tsr.ac.jp/course/pt/

●スポーツインストラクター科
https://www.tsr.ac.jp/course/si/

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