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ストレングストレーナーとは?どんな仕事?資格は必要?

2023.09.12

ストレングストレーナー(ストレングスコーチ)は、筋力面の強化に特化したトレーナーです。プロスポーツチームやスポーツクラブに所属してスポーツ選手やアスリートを相手に仕事をするため、一般の人は聞き慣れない仕事かもしれません。本記事ではストレングストレーナーの具体的な仕事内容や、必要な資格などを解説します。

 

目次

1.ストレングストレーナー(ストレングスコーチ)とは?

2.ストレングストレーナーの仕事内容

 2-1.アスリートの理想的な体づくりをサポート
 2-2.ケガをしづらい体づくりの指導
 2-3.メンタルサポートとドーピングなどの知識教育

3.ストレングストレーナーに必要なスキル

4.取得しておくと強みになる資格

 4-1.NSCA認定パーソナルトレーナー
 4-2.日本体育施設協会 公認トレーニング指導士
 4-3.NSPAパーソナルトレーナー認定コース
 4-4.JATI認定トレーニング指導者

5.ストレングストレーナーの平均年収

6.ストレングストレーナーの今後の需要は?

まとめ

 

 

1.ストレングストレーナー(ストレングスコーチ)とは?

アスリートの体力向上や身体的機能を高めるためのトレーニング指導を行うのが、ストレングストレーナーです。ストレングスコーチと呼ばれることもありますが、仕事の内容は同じです。アスリートが求める理想の体づくりをサポートし、より高いパフォーマンスの実現と筋力面の強化に特化したトレーニングの手助けをします。

ストレングストレーナーと似ている仕事にコンディショニングトレーナーがありますが、コンディショニングトレーナーはアスリートのコンディションを最高の状態に整えるのが目的です。一方、ストレングストレーナーはパフォーマンスを発揮できる体づくりが目的です。トレーニングプログラムには食事指導やメンタルケアも含まれており、アスリートの体づくりを全面的にサポートします。

 

 

2.ストレングストレーナーの仕事内容

アスリートやプロスポーツ選手にとって欠かせない存在である、ストレングストレーナーの具体的な仕事内容をご紹介します。

2-1.アスリートの理想的な体づくりをサポート

ストレングストレーナーのメインの仕事といえるのが、アスリートの体づくりの指導です。効果的かつ安全なトレーニングプログラムを計画し、筋力強化や体力向上のトレーニング指導を行います。アスリートが理想とする体や競技によって必要なトレーニングは違うため、クライアントに適したプログラムを提案するのがストレングストレーナーの腕の見せどころです。

2-2.ケガをしづらい体づくりの指導

ケガを予防することを目的にした指導も、ストレングストレーナーが任される大切な仕事です。筋力トレーニングとは指導内容が異なり、身体の使い方などを指導してケガをしづらいフォーム作りなどを行います。ケガはアスリートにとって選手生命に関わる問題のため、筋力トレーニングと同様に注力するプログラムです。

2-3.メンタルサポートとドーピングなどの知識教育

アスリートがパフォーマンスを発揮するには、メンタルケアも欠かせません。ストレングストレーナーは生活指導などをとおして、メンタルを整える生活習慣などのアドバイスも行います。ときにはクライアントの悩みや不安の相談にのり、心身ともにベストな状態で試合に望めるようサポートします。
そして、アスリートが服用する薬のなかに、ドーピング禁止薬物が入っていないか調べるのもストレングストレーナーの大切な仕事です。

 

 

3.ストレングストレーナーに必要なスキル

ストレングストレーナーになるには、スポーツトレーナーとして経験を積み、ストレングストレーナーになるためのスキルを学ぶのが一般的なキャリアです。必要になるスキルに指定はありませんが、筋力トレーニングの知識や人体についての知識、栄養学、スポーツ心理学などの知識を学ぶのがよいでしょう。
また、クライアントを相手にトレーニング指導を行うため、クライアントが何を求めているか汲み取る力や提案力も必要になります。クライアント自身に知識をつけてもらうことも必要ですので、論理的な思考とコミュニケーション力があるのが理想です。

 

 

4.取得しておくと強みになる資格

ストレングストレーナーになるために、特別な資格は必要ありません。しかし、資格がないとストレングストレーナーに必要な知識を習得している証明にならないため、就職が難しくなる可能性があります。必須ではありませんが、以下にあげる資格を取得しておくと就職に有利になるでしょう。

4-1.NSCA認定パーソナルトレーナー

ケガの予防とパフォーマンス向上を目的にした、安全かつ効果的なトレーニングプログラムを組む知識と技能があることを認定する資格です。筋力トレーニングのほか、栄養学やドーピングの知識なども学べます。

4-2.日本体育施設協会 公認トレーニング指導士

スポーツ指導を行っている人を対象に、スポーツ施設におけるトレーニングのリスク管理や施設運営管理などの実技指導を行い、指導者としての資質向上を目的にした資格です。スポーツ科学や医学、栄養学などの理論も学べます。

4-3.NSPAパーソナルトレーナー認定コース

ハイインテンシティ・トレーニング(HIT)のシステムやマニュアルレジスタンストレーニングの実技が学べる資格です。プログラムは実技指導が中心となっており、現場で指導を行うトレーナーが実践しやすいプログラムが組まれています。

4-4.JATI認定トレーニング指導者

科学的根拠に基づいた運動プログラムを作成・指導するための知識を有する指導者であることを認める資格です。アスリートや一般人に向けた、トレーニング指導の専門家として活動するための基礎資格といわれています。

 

 

5.ストレングストレーナーの平均年収

ストレングストレーナーの平均年収は雇用形態によって異なりますが、300万円〜1000万円といわれています。スポーツジムなどの社員として働く場合の年収は約350万円、フリーランスとして活動した場合は300万円〜10000万円と正社員より大きく稼ぐことも可能です。
ただし、フリーランスは社会保険などの福利厚生がないため、収入は不安定になる可能性もあります。ストレングストレーナーとしてどのようなクライアントに向けて指導したいか、どのように働きたいかなどで活躍の場や働き方を選ぶとよいでしょう。

 

 

6.ストレングストレーナーの今後の需要は?

ストレングストレーナーのクライアントは、基本的にプロスポーツ選手やアスリートが対象です。しかし、最近では一般の人のトレーニングを担当するストレングストレーナーも増えており、今後活躍の場は増えてくるでしょう。
資格などを複数取得してさまざまな知識を身につけておけば、スポーツの現場以外にクリニックやスポーツ関連会社のアドバイザーとして活躍できる可能性もあります。ストレングストレーナーはあまり知られていない職業ではありますが、今後はさまざまな現場で求められる職業になるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

ストレングストレーナーは体づくりやケガをしにくい身体作りをサポートする、アスリートにとって欠かせない存在です。ストレングストレーナーになるために必ず資格が必要なわけではありません。しかし、スポーツトレーナーとしての経験と知識を習得していることを証明するため、強みとなる資格を取得しておくのがよいでしょう。近年ストレングストレーナーの需要は増えてきており、今後さまざまなスポーツの現場で活躍が期待されています。

 

 

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【今回の記事に該当するスポーツの仕事に就くための学科紹介】

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●スポーツトレーナー科
https://www.tsr.ac.jp/course/st/

●アスレティックメディカルトレーナー科
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●スポーツ科学科
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●スポーツインストラクター科
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●スポーツビジネス科
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