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女性パーソナルトレーナーが活躍している理由は?働き方や資格を解説

2023.09.24

女性のパーソナルトレーナーの需要が増加して多くの方が活躍しています。その理由はなぜなのか、女性のパーソナルトレーナーを選ぶメリットや働き方、必要なスキルなどをご紹介いたします。この記事を読んでいただければ、パーソナルトレーナーになりたいとお考えの方の参考になるはずです。

 

目次

1.女性のパーソナルトレーナーが活躍している理由

2.女性パーソナルトレーナーを選ぶメリット

 2-1.ボディータッチに抵抗が少ない
 2-2.同性だから相談しやすい
 2-3.女性パーソナルトレーナーは美意識が高い
 2-4.威圧感がない
 2-5.コミュニケーション上手な人が多い
 2-6.女性からトレーニング指導されたい男性もいる

3.女性パーソナルトレーナーのデメリット

 3-1.ダンベルなど重い器具の補助が難しい場合がある

4.女性パーソナルトレーナーとして働くには?

 4-1.ジムで正社員やアルバイトとして働く
 4-2.自分のパーソナルジムを持つ
 4-3.フリーランスで活動する

5.パーソナルトレーナーに関わる資格

6.女性パーソナルトレーナーに必要なのは?

 6-1.コミュニケーション能力
 6-2.体力
 6-3.お客様のニーズを理解する
 6-4.トレーニングやダイエットに関連する知識
 6-5.基本的な栄養学の知識

7.パーソナルトレーナーになる方法

 7-1.自分で勉強する
 7-2.アルバイトしながら実績を積む
 7-3.パーソナルトレーナーの会社に就職する
 7-4.パーソナルトレーナー養成スクールに入る
 7-5.学校に通う

まとめ

 

 

1.女性のパーソナルトレーナーが活躍している理由

女性パーソナルトレーナーが活躍している背景には、パーソナルトレーニングジムの増加が関係しています。テレビやSNSで女性芸能人やモデルがパーソナルトレーニングを受け、体を鍛えている姿を発信する方が多くなり、それに刺激を受けトレーニングを始める女性が増えているのが要因です。女性客の増加に伴って、「女性専用のジム」、「全てのスタッフが女性」というパーソナルジムもできています。トレーナーが女性であるメリットは、何があるのでしょうか。

 

 

2.女性パーソナルトレーナーを選ぶメリット

女性パーソナルトレーナーが選ばれるのは、下記のようにさまざまなメリットがあるからです。

2-1.ボディータッチに抵抗が少ない

パーソナルトレーニングを受けるのは女性が多いため、トレーナーが男性だとボディータッチされるのに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。パーソナルトレーナーは、お客様が安全かつ効率的にトレーニングできるようサポートするのが仕事です。

したがって、トレーニング中にボディータッチで補助する必要性があるのです。その点、パーソナルトレーナーが女性であれば、ボディータッチが気にならなくなり、女性のお客様もパーソナルトレーニングをつづけやすくなるでしょう。

2-2.同性だから相談しやすい

パーソナルトレーナーは、お客様の体の悩みの原因を解決しなければいけません。女性の悩みには生理周期が関係する場合もあるので、パーソナルトレーナーが女性の方が相談しやすいメリットがあります。また、体重や体型も男性トレーナーには見られたくないと感じる女性も多いです。

さらに、女性パーソナルトレーナーであれば、トレーニング以外の話題で盛り上がる場合があります。トレーナーとのコミュニケーションが楽しければ、お客様も頑張ってトレーニングをつづけてくれる可能性が高くなります。これも、女性パーソナルトレーナーを選ぶメリットのひとつといえます。

2-3.女性パーソナルトレーナーは美意識が高い

パーソナルジムに通う女性は、高い美意識を持つ傾向があります。ダイエットをしたり、体重を減らしたりする機会が多いのは、男性よりも女性です。つまり、女性パーソナルトレーナーの方が美容やダイエットに関心を持っており、美意識が高い人からパーソナルトレーニングを受けたい女性客が集まるのです。

また、女性パーソナルトレーナーのきれいな見た目や肌質に憧れて、女性パーソナルトレーナーを目標にトレーニングを頑張る方もいらっしゃいます。

2-4.威圧感がない

男性パーソナルトレーナーは大きい体つきの方が多く、威圧感を感じてしまうお客様もいます。そのため、威圧感が少ない女性のトレーナーが選ばれる場合が多く、ジムでも女性パーソナルトレーナーの方が、人気が集まりやすい傾向にあります。

ただ、男性パーソナルトレーナーだと「厳しいトレーニングや筋トレを強いられるかも」と不安に感じてしまいがちですが、実際のところ男性トレーナーは頼れる存在であり、説得力がある指導をしてくれる方は多いことを覚えておきましょう。

2-5.コミュニケーション上手な人が多い

女性パーソナルトレーナーは、お客様とのコミュニケーションも柔軟に対応できる方が多いです。お客様が疑問に思ったことを気軽に聞けるのも、男性より女性パーソナルトレーナーの方です。コミュニケーションが上手いトレーナーだと、お客様と私生活の話もしつつ、和やかな雰囲気でお客様にトレーニングを継続してもらえるでしょう。

2-6.女性からトレーニング指導されたい男性もいる

女性パーソナルトレーナーから指導されたい男性もいらっしゃいます。これは、きれいな女性トレーナーから指導された方がモチベーションアップにつながる方が多いためです。このような男性は、健康が目的ではなく、女性からモテるため鍛えたい方が多い傾向です。パーソナルジムの中にも、男性の集客を狙ってきれいな女性だけを集めたジムも存在するので、少なからず男性からの需要もあるといえるでしょう。

 

 

3.女性パーソナルトレーナーのデメリット

女性パーソナルトレーナーであるデメリットも知っておく必要があります。

3-1.ダンベルなど重い器具の補助が難しい場合がある

女性パーソナルトレーナーだと、重いトレーニング器具の扱いが難しい場合があります。体を鍛える男性客の中には高重量のトレーニングを行う方もいるので、女性パーソナルトレーナーだと筋力的にサポートが困難になるでしょう。

 

 

4.女性パーソナルトレーナーとして働くには?

パーソナルトレーナーとして働くために、下記のような方法があります。

4-1.ジムで正社員やアルバイトとして働く

パーソナルトレーナーを募集しているパーソナルジムに応募して、正社員やアルバイトとして働きます。パーソナルトレーナーの経験がなくても、未経験歓迎の求人に応募すれば問題ありません。女性だと女性専用パーソナルジムといったジムからの需要あります。女性専用ではないジムでも、女性パーソナルトレーナーを求めるジムは多いので、仕事を探す際も女性であることが有利になるはずです。

4-2.自分のパーソナルジムを持つ

自分のパーソナルジムを開業して、トレーナー兼経営者として働きます。自宅の一室をパーソナルジムにしている方もいれば、店舗を構えている方もいます。この場合、集客や営業などのスキルが必要になります。ただ、単価や働く時間など全て自分で決められるのが大きな魅力です。

4-3.フリーランスで活動する

フリーランスのパーソナルトレーナーになり、お客様と契約を結んで活動します。独立するという意味では、上記に記載の自分のパーソナルジムを持つのと同じです。パーソナルトレーナーが自ら料金設定を行うため、トレーナーごとにさまざまな価格帯があります。

若いうちからフリーランスとして活動し、月100万円を得ている方もいますが、最初から稼げるわけではありません。始めは収入が少なくても、SNSなどを活用して集客できれば、稼げる見込みはあるでしょう。また、フリーランスの働き方は自由である場合が多いので、自分の生活スタイルに沿って活動しやすいのが特徴といえます。

 

 

5.パーソナルトレーナーに関わる資格

パーソナルトレーナーになるために必要な資格は定められていません。しかし、資格を持っていると役立つ場面がたくさんあります。就職でも有利になる可能性は高く、お客様にパーソナルトレーニングをする際も資格保持者であれば説得力があります。

女性パーソナルトレーナーは人気があるとお話しましたが、女性パーソナルトレーナーでも資格取得することをおすすめします。パーソナルトレーナーに関わる資格には、NSCA CPT、NESTA PFT、NSCA CSCS、日本体育施設協会トレーニング指導士、日本体育協会公認アスレティックトレーナーなどの民間資格があり、理学療法士や管理栄養士、柔道整復師などの国家資格を持つ方もいます。これらの資格取得は、お客様がパーソナルトレーナーに対して安心感を持つことにつながるはずです。

 

 

6.女性パーソナルトレーナーに必要なのは?

女性パーソナルトレーナーとして活躍するために、下記のようなスキルを習得することをおすすめします。

6-1.コミュニケーション能力

女性はコミュニケーション能力が高いと先述しましたが、コミュニケーション能力が高い人ばかりではありません。何度もいいますが、パーソナルトレーニングする際、お客様とのコミュニケーションが重要です。豊富な知識を持っているトレーナーでもコミュニケーションがうまく取れないと、お客様へのアドバイスが正しく伝わらない可能性があります。

正しく伝わらなければ、どんなにトレーニングしても効果を充分に感じられません。そうなると、お客様の信頼も獲得できないまま退会してしまう恐れもあります。大切なのは、根拠に基づきながらアドバイスをわかりやすく説明して、お客様に正しい指導内容を理解してもらうことです。

ただ、指示だけ伝えても説得力がなく、お客様も不満に感じてしまうかもしれません。コミュニケーション能力を上げるために、たくさんの人と会話をして自分の伝えたいことをわかりやすく伝える練習をしましょう。会話に慣れてくれば、自然とコミュニケーション能力も上がります。

6-2.体力

パーソナルトレーナーはお客様にマンツーマンで指導を行います。人気のパーソナルトレーナーになれば指導する人数も増え、エネルギーを消耗します。疲れたままだと説得力がないアドバイスになる恐れがあるので、普段から体力をつけておくことが必要です。

6-3.お客様のニーズを理解する

パーソナルトレーナーは、お客様が求めるニーズに応える必要があります。コミュニケーション能力と重なる部分はありますが、パーソナルトレーナーは接客業です。お客様の話をよく聞き、どんな悩みがあるのか把握して、お客様が目標達成するための最適なトレーニングプランを提供するのがパーソナルトレーナーの役割といえます。

トレーニング中もリラックスした雰囲気を作りながら、お客様に寄り添い指導することで、停滞期が来ても一緒に乗り越えられる可能性は高まります。目先の結果ばかり求めてしまうと、お客様の信頼は得られないでしょう。

6-4.トレーニングやダイエットに関連する知識

パーソナルトレーニングをする上でトレーニングやダイエットに関する知識が必要です。根拠を持たない自分の経験からトレーニング指導を行っても、お客様には効果がない可能性があります。必要な知識には、運動生理学や機能解剖学などがあります。

これらの学問を学び、身体の構造を知り尽くしてから指導を行えば、安全で根拠のある指導が行えるはずです。トレーニングやダイエットに関する知識をもつパーソナルトレーナーは、多くのお客様から支持されるでしょう。

6-5.基本的な栄養学の知識

トレーニング中は栄養面も管理しなければ、体形を変えることは困難なため、パーソナルトレーナーはお客様の食事指導も行います。ここで活躍するのが栄養学です。「~抜きダイエット」「食べないダイエット」「野菜だけしか食べない」など不健康な方法で痩せても、必ずリバウンドします。

トレーニングの効果を十分発揮させるために、食事を摂るタイミングや必要な栄養素など把握しておくことが必要なのです。お客様の生活習慣や体質に合わせ、無理しない程度に食事管理を行いましょう。健康的な体形になるためにも、食事指導は非常に大切です。我慢しすぎてストレスが溜まると、体調を崩す可能性があります。

 

 

7.パーソナルトレーナーになる方法

パーソナルトレーナーに必要なスキルがわかりました。では、どのような方法でパーソナルトレーナーになればよいのか解説いたします。

7-1.自分で勉強する

パーソナルトレーナーに必要な知識を独学で勉強する方法です。自分で勉強するメリットは、学校に通うより参考書などの費用を抑えられる点です。デメリットは、わからないことがあっても質問できないことと、どこまで詳しく勉強するかの判断が難しい点です。トレーニングに関連する学問などを勉強したあとは、パーソナルトレーナーを募集しているジムに応募したり、開業したりする手段があります。

7-2.アルバイトしながら実績を積む

アルバイトしながらパーソナルトレーナーとして実績を積む方法です。働きながらパーソナルトレーナーに必要なトレーニング指導のノウハウやお客様への接客のノウハウを学んでいけば、実績も積めて一石二鳥です。効率が良い方法といえるでしょう。

7-3.パーソナルトレーナーの会社に就職する

上記にも記載しましたが、未経験でもパーソナルトレーナーに採用するジムもあります。未経験でも採用している会社には研修が設けられており、パーソナルトレーナーに必須な知識である学問やお客様への接し方を教育してくれます。

ただ、未経験なら誰でも採用されるわけではなく、社会人として基本的な言葉遣い、コミュニケーションスキル、トレーニングに対する情熱など、ジムによって採用基準は異なります。

7-4.パーソナルトレーナー養成スクールに入る

パーソナルトレーナーに特化した養成スクールで、専門的な知識を勉強します。独学で勉強するのが難しい方におすすめの方法といえます。養成スクールの魅力は、専門学校や大学に比べて学費を抑えられる、短期間で卒業できてパーソナルトレーナーデビューできるのも早い点があります。

このほかにも、資格が取得できる可能性がある、現役のパーソナルトレーナーが講師であることが挙げられます。資格の取得が目指せますが、養成スクールに通う期間は短いので、自分でも勉強する時間を作る必要があります。また、講師が現役のトレーナーだと、経験談やフィットネス業界の詳しい話を聞けます。

7-5.学校に通う

スポーツ系の専門学校や大学でスポーツ関連の学科を専攻して、パーソナルトレーナーになる方法です。進路を決める際、パーソナルトレーナーになりたいという考えが明確であれば、学校で知識を身に付けましょう。若い頃からパーソナルトレーナーのアルバイトを始め、着実に実績を積み上げていく方法もあります。

ただ、社会人がパーソナルトレーナーの知識を得るために専門学校や大学に通うのは、時間がもったいないかもしれません。学校だと2~4年という期間がかかり、一般教養も勉強する必要があります。

 

 

まとめ

女性パーソナルトレーナーを選ぶメリットはさまざまなものがあり、男性客からの需要もあることがわかりました。高重量のトレーニング指導には不向きですが、女性パーソナルトレーナーであるメリットの方が大きいといえます。パーソナルトレーナーは未経験でも採用してくれるジムもありますが、研修制度が充実している会社を選ぶことが大切です。

フリーランスや自分のパーソナルジムを開業すれば、比較的自由に働けるので、実績や経験を多く積んだ方はキャリアアップとして働き方を変えるのもおすすめです。トレーニングや栄養管理の知識を身に付け、根拠があるトレーニング指導をすることで、お客様からの信頼や人気の獲得につながるでしょう。その際、お客様と上手くコミュニケーションを取ることが大切です。

 

 

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