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スポーツ関係の仕事は何がある? 主な職種17選と仕事内容について

2023.09.12

スポーツ関係の仕事というと、アスリートやコーチなどの職種を思い浮かべる人が多くいます。しかしそれだけではなく、スポーツ施設のスタッフやスポーツジャーナリストなど、スポーツ関連の仕事にはさまざまな種類があります。この記事では、スポーツ系の仕事の主な職種と仕事内容について紹介します。スポーツ業界で働きたい方は必見です。

 

目次

1.スポーツ関係の仕事には何がある?

2.スポーツ選手やスポーツをする人に関わる仕事・仕事内容は?

 2-1.プロスポーツ選手
 2-2.スポーツトレーナー
 2-3.スポーツリハビリトレーナー
 2-4.パーソナルトレーナー
 2-5.スポーツ指導者
 2-6.体育教師
 2-7.スポーツ審判員
 2-8.スポーツドクター
 2-9.スポーツ栄養士

3.スポーツ施設・スポーツ系サービス・スポーツ用品関連の仕事・仕事内容は?

 3-1.スポーツジムやフィットネスクラブのスタッフ
 3-2.スポーツ系の公共施設のスタッフ
 3-3.スポーツメーカー社員
 3-4.スポーツプロモーター

4.スポーツを伝える仕事・仕事内容は?

 4-1.スポーツ新聞記者
 4-2.スポーツ雑誌記者・スポーツジャーナリスト
 4-3.スポーツカメラマン
 4-4.スポーツ雑誌編集者

5.スポーツ関係の仕事でキャリアビジョンを描こう

 

1.スポーツ関係の仕事には何がある?

スポーツ関係の仕事にはさまざまなものがあります。スポーツ選手やスポーツをする人に関わる仕事、スポーツ施設・スポーツ系サービス・スポーツ用品関連の仕事、スポーツを伝える仕事など、どんな側面からスポーツに関わるかによっていろいろな仕事が選べます。

また職種ごとに向いている人も異なります。スポーツ競技者に関わる仕事をしたい人は人を支えたり応援したりすることに喜びを感じる人、スポーツサービス関連の仕事をしたい人は人を喜ばせるのが好きな人、スポーツを伝える仕事をしたい人はスポーツの楽しさを教えるのが得意な人におすすめです。

 

 

 

2.スポーツ選手やスポーツをする人に関わる仕事・仕事内容は?

スポーツ選手やスポーツをする人に関わる仕事には、プロスポーツ選手・スポーツトレーナー・スポーツ指導者・スポーツ審判員・スポーツドクターなどがあります。以下ではそれぞれの概要や仕事内容をお伝えします。

2-1.プロスポーツ選手

プロスポーツ選手はプロの競技団体やクラブに所属し、スポーツ界のトップレベルで活躍します。競技にはさまざまな種類があります。野球・サッカー・テニスなどの国民的なスポーツから、ボウリングやカバディなどのプロ選手もいます。

プロスポーツ選手の仕事は日々トレーニングや練習を行い、心身のコンディションを整えたり競技技術を向上させたりすることです。大会で優勝すれば賞金をもらえるため、それで生計を立てられます。

2-2.スポーツトレーナー

スポーツトレーナーは、スポーツ選手のパフォーマンス向上やケガ予防に貢献する役割を果たします。スポーツトレーナーはトレーニングプログラムを作成・実施し、選手のフィジカルコンディションを管理します。またケガの治療やリハビリのサポートを行うことも仕事のひとつです。

取得しなければならない、必須の資格がないのもスポーツトレーナーの特徴です。しかし「日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)」や、「ジャパン・アスレティック・トレーナーズ協会認定アスレティックトレーナー(JATAC-ATC)」などの資格を持っていると信頼性が高まります。そのためスポーツトレーナーを目指している人は、これらの資格の取得した方が良いでしょう。

2-3.スポーツリハビリトレーナー

スポーツリハビリトレーナーは、怪我をしたスポーツ選手の回復をサポートする専門家です。スポーツリハビリトレーナーの仕事はスポーツトレーナーと違い、選手の機能回復や痛みの緩和などに特化した業務内容になります。そのため医学的な知識を持っている必要があります。

スポーツリハビリトレーナーの具体的な業務内容は、リハビリプログラムの作成・リハビリの支援・鍼灸治療・テーピングやアイシングなどの補助・病気や怪我の予防についての指導・栄養管理・精神面でのサポートなどが挙げられます。

2-4.パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーは、各クライアントの健康状態やニーズに寄り沿ったトレーニングプログラムを立案し、マンツーマンでの指導を行う仕事です。アスリートに指導を行うスポーツトレーナーとの違いは、パーソナルトレーナーは主にプロとして活動していない方へ向けて、ダイエットや健康のための運動を指導・サポートしている点です。

パーソナルトレーナーはクライアントの体力・柔軟性・筋力・持久力などを判断し、適切な運動やトレーニング方法を提案します。また食事方法や栄養バランスに関するアドバイスをしたり、モチベーションを維持するサポートを行ったりもします。

2-5.スポーツ指導者

コーチや監督などのスポーツ指導者は、スポーツ競技者に対してトレーニングや指導を行います。指導を行う相手はジュニアチームや社会人チームに所属するアマチュア選手から、学生アスリートやプロ選手までさまざまです。

スポーツ指導者の仕事内容は練習メニューの立案や戦術の指導をして、選手のスキルやパフォーマンスの向上をサポートすることです。スポーツトレーナーが選手の心身のコンディションを整えるのに対して、スポーツ指導者は選手の技術面や戦術面を磨きます。

2-6.体育教師

体育教師は、中学・高校やその他の教育機関で学生に体育の授業を行います。体育教師は基本的な運動技術の指導やスポーツのルールを教え、学生の健康促進や運動能力の向上を支援します。

体育教師を目指すなら、まず大学で教員免許を取得します。さらにその後、各自治体の教員の採用試験を受験し合格しなければなりません。また教員免許を得るためには、高校から大学・短期大学・専門学校などに進学して、教職に関連する科目の単位を修了しなければいけません。

2-7.スポーツ審判員

スポーツ審判員は試合や競技イベントでルール運用と、プレーについての公平な判断を行います。スポーツ審判員は試合の適切な進行を管理し、プレーの正確性やルール遵守を監督します。

スポーツ審判員になる方法は競技ごとに異なります。プロ野球の審判員になる場合は、「NPBアンパイア・スクール」という育成プログラムを修了した後、研修審判員として採用されて経験を積むことがセオリーです。

「サッカー公認審判員」の1級の資格を取得できれば、プロサッカーの審判員を務められます。この資格は4級から1級まであり、1級になるには下から順番にランクを上げていく必要があります。

2-8.スポーツドクター

スポーツドクターは、スポーツ選手の健康管理や怪我の治療を専門とします。スポーツドクターは選手の健康維持のため、怪我の予防・リハビリテーション・栄養などの指導をし、選手がより良い状態で練習や試合ができるようにサポートを行います。

スポーツドクターになるには、医師免許とスポーツドクター資格の2つが必要です。日本にはスポーツドクター資格が3つあります。日本スポーツ協会公認スポーツドクター・日本整形外科学会認定スポーツ医・日本医師会認定健康スポーツ医の中から、自分に必要な資格を選んで取得しましょう。

2-9.スポーツ栄養士

スポーツ栄養士はアスリートの栄養管理に関わる専門家です。選手の健康維持・疲労回復・競技に合った肉体作りなどのため、最適な献立プランを考えたり栄養補給の指導を行ったりします。

スポーツ栄養士は、「公認スポーツ栄養士」と言う日本栄養士会が認定する資格を取らなくてはなりません。さらに同団体の管理栄養士の資格も必要です。スポーツ栄養士を目指すなら、管理栄養士養成課程のある大学・短大・専門学校へ進学するのがよいでしょう。

 

 

3.スポーツ施設・スポーツ系サービス・スポーツ用品関連の仕事・仕事内容は?

スポーツ施設・スポーツ系サービス・スポーツ用品関連の仕事には、スポーツ施設のスタッフ・スポーツメーカー社員・スポーツプロモーターなどがあります。以下ではそれぞれの概要や仕事内容をお伝えします。

3-1.スポーツジムやフィットネスクラブのスタッフ

スポーツジムやフィットネスクラブのスタッフは、施設の運営や会員のトレーニングサポートに関わります。トレーニングマシンの使用方法を教え、トレーニングに関するアドバイスを伝えるのはもちろん、新規会員の受付や登録手続きなどの事務仕事や、施設の清掃・トレーニング機器のメンテナンスのような雑務まで行います。

スポーツジムやフィットネスクラブのスタッフに向いている人の特徴は、スポーツやフィットネスに関心があること・人に教えたり応援したりすることにやりがいを感じること・コミュニケーションスキルがあること、などが挙げられます。

3-2.スポーツ系の公共施設のスタッフ

スポーツ系の公共施設のスタッフは、施設の管理や運営に携わります。具体的なスポーツ系の公共施設は、市民体育館・市民プール・グラウンド・野球場・テニスコートなどがあります。

公共のスポーツ施設のスタッフの仕事内容は、施設の予約管理・利用者への案内やサポート・安全対策の実施・設備の点検・施設の清掃などです。利用者と密接に関われて、地域に大きく貢献できる仕事です。

3-3.スポーツメーカー社員

スポーツ系の仕事は民間企業に就職してもできます。特にスポーツメーカーなら、さまざまな角度からスポーツに関われます。スポーツメーカー社員の代表的な仕事には、トレンドや新技術を取り入れた商品開発や改良・商品を各スポーツ店に売り込む営業・商品をPRし販売促進を行うマーケティングなどがあります。

またスポーツメーカー社員の仕事はこれだけではありません。トップアスリートとの協力関係を構築したり、選手のパフォーマンスを解析して新素材の開発を行ったりなども担当します。

3-4.スポーツプロモーター

スポーツプロモーターは、主にイベントの企画会社に所属しています。スポーツイベントや大会の企画・プロモーション・開催運営などを行います。具体的な仕事内容は、イベント内容の立案・開催のスケジュールや開催地の選定・マーケティング戦略や広報活動の実施・スポンサーシップの獲得・チケット数の決定と販売・当日の設営準備や進行など、多岐にわたります。

とくに資格がなくてもスポーツプロモーターになれますが、大学や専門学校を選ぶ時、スポーツ系の学科があるところを選んだほうが良いでしょう。そこで、スポーツプロモーターとして今後必要となる知識やスキルを学ぶことが重要となります。

 

 

4.スポーツを伝える仕事・仕事内容は?

スポーツを伝える仕事には、スポーツ記者・スポーツカメラマン・スポーツ雑誌編集者などがあります。以下ではそれぞれの概要や仕事内容をお伝えします。

4-1.スポーツ新聞記者

スポーツ新聞記者は、スポーツ新聞に掲載する記事を書く仕事です。スポーツ新聞記者は、スポーツの試合内容や勝敗の結果を正確かつ素早く記事にまとめる能力が求められます。

スポーツ新聞記者の仕事内容は、スポーツイベントの情報を収集し、試合内容や結果の分析を行い、それを素早く記事にすることです。紙媒体の新聞記事はもちろん、オンラインメディアを媒体としネット記事を書くこともあります。

4-2.スポーツ雑誌記者・スポーツジャーナリスト

スポーツ雑誌記者やスポーツジャーナリストは、スポーツの専門誌や一般の雑誌に掲載されるスポーツ記事を書く仕事です。スピードが求められるスポーツ新聞記者とは違い、試合内容の解説や評価など内容の濃い記事の執筆が求められます。またアスリートにフォーカスして取材を行い、特集記事を書くこともあります。

スポーツ雑誌記者やスポーツジャーナリストの仕事内容は、スポーツ新聞記者よりも幅広いものとなります。スポーツイベントの情報収集や試合の分析はもちろんのこと、選手への取材も積極的に行います。トレーニング方法や食事に関する情報など、スポーツ好きな読者にとって有益なコンテンツを制作します。

4-3.スポーツカメラマン

スポーツカメラマンは、スポーツイベントや試合の撮影を行います。選手の表情やアクションを捉え、その瞬間をビジュアルに残します。決定的瞬間を撮った写真は新聞・雑誌・ネット記事などに使われます。また、各放送局、メディアの映像編集やライブ撮影を担当することもあります。

スポーツカメラマンの働き方は2つの種類があります。ひとつめは新聞や雑誌などのメディアを運営する企業のスポーツカメラマン、ふたつめはどこの組織にも所属しないフリーのスポーツカメラマンです。それぞれ特徴が異なるので、自分に合った働き方を選びましょう。

4-4.スポーツ雑誌編集者

スポーツ雑誌編集者は、スポーツ雑誌の記事の企画や編集作業を担当します。記者と違いあまり記事は書きません。スポーツ雑誌編集者は企画を考え、企画会議で他の編集者と話し合って雑誌の内容を決定します。その後ページの構成などを決定し、記者に記事作成の指示を出します。

記者から記事が届いたら内容を確認し、修正箇所があれば書き直しの指示を出します。併せて記事の内容に合う写真を選定したり見出しを配置したりして、レイアウトを整えます。見出し・記事の内容・写真が揃ったら記事の完成です。

 

 

5.スポーツ関係の仕事でキャリアビジョンを描こう

スポーツ関係の仕事は、選手、トレーナー、指導者、審判員、スポーツドクター、栄養士といった選手支援から、体育教師、スポーツ施設スタッフ、スポーツ用品開発、そしてスポーツ情報を伝える記者やカメラマンまで幅広いです。これらの仕事は、スポーツの深い知識、技術、そして何よりスポーツへの情熱を要求されます。職種によっては特定の資格が必要な場合もありますが、基本的には個々の興味や得意分野に応じて幅広い選択肢があります。スポーツを通じて人々の生活に貢献し、業界の発展に寄与することができる仕事ですので、ぜひ挑戦してみてください。

 

 

いかがでしたでしょうか。東京スポーツ・レクリエーション専門学校は、様々なスポーツ分野に関わる多種多様な職業に就職し、活躍していくことができる、スポーツに特化した専門学校です。

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