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野球に関する職業20選 就職する方法や活かせる強みについて

2023.03.16

2023年春はWBC「ワールド・ベースボール・クラシック」が大変盛り上がっていますね!野球観戦が増えた今、野球経験者のみならず、最近野球に興味を持った方も、将来野球に関わる仕事をしたいと思われた方もいたのではないでしょうか?

今回は野球に関する職業20選をご紹介します。野球に関する仕事はプロ野球選手になることだけではありません。大会や会場の運営、メーカーやメディアなど、さまざまな関わり方を知るだけでも、進路の参考になるはずです。

目次

1.野球に関わる仕事一覧

2.どのような人が、野球に関わる仕事をしているのか

3.野球に関わる仕事をする際にアピールできる強み&ポイント

4.野球に関わる仕事に就職・転職する方法

1.野球に関わる仕事一覧

1. 野球選手(プロ・アマチュア)

野球をする人の多くが憧れを抱くのがプロ野球選手です。プロ野球選手は、日本野球機構(NPB)に属する12球団のいずれかとプロ契約を結び、プレイヤーとして野球に取り組む職業です。試合での結果や球団への収益向上に貢献することが求められる厳しい世界で戦っており、試合がないオフの期間でも体力作りやファンサービス、次期の契約交渉といった準備を進める必要があります。厳しい世界で戦っている分、結果を出せば高額な収入と栄誉を獲得することができ、野球少年・少女のヒーローとして憧れの的となっています。

2. 監督・コーチ

野球をプレーする上で欠かせないのが監督やコーチの存在です。監督はチームの指揮を取り勝利へ導く役割を担っており、一般的にはコーチが監督の下についてサポートをおこないます。選手の選出や戦術の選定など、監督の判断一つで勝敗が決まることもある重要なポジションです。プロ野球の監督やコーチをするのに専門的な資格は必要ありません。ただし、選手やスタッフから信頼され、チームの士気を維持しながら動かしていくには監督自身にも相応の野球経験が求められます。

3.リーグ運営職員

プロ野球は日本野球機構(NPB)によって運営されており、機構の社員としてリーグの運営側から野球に関わることも可能です。仕事内容は毎年の公式戦開催支援(審判や記録員の派遣)や日程調整、日本シリーズやオールスターゲームの主催、野球日本代表である侍ジャパンの活動支援、公式記録管理システムの運用、野球規則の見直しや研修などがあります。日本野球機構は毎年数名の新卒採用を実施しており、欠員が出るタイミングで中途採用でも募集をしています。

4.審判

野球の試合をスムーズに進行させる役割を担う審判は、3人の塁審と1人の球審、1人の予備審の5人で試合を進めます。プロ野球の審判になるには、日本野球機構が毎年1回主催するアンパイヤ・スクールを修了する必要があります。スクールを終えたら研修審判として地方の独立リーグで経験を積み、実力が認められれば育成審判としてプロ野球の試合の塁審を務められるようになります。球審になるには育成審判としておおむね5年以上の経験が求められます。

5.記録員

審判以外に試合進行をサポートする立役者として、記録員という働き方もあります。記録員は公式戦のスコアやヒット/エラーを判定する役割を担っています。球場での電光掲示板表示や放送席への情報提供などもおこないます。審判と同様に短時間で的確に判定する必要があるため、野球規則についての理解と迅速な判断力が求められます。記録員のための資格はありませんが、ほとんどが推薦で決まります。

6.チアリーダー

チアリーダーは、試合の盛り上げ役としてプロ野球をサポートします。インターネットやSNSの普及により選手のように影響力を獲得する方もおり、プロ野球に欠かせない存在です。球団ごとにチアのチームを結成しており、書類やオーディションで選考をおこなっています。本番での華やかな応援が魅力的ですが、過酷なダンス練習やトレーニングを乗り越える精神力が求められます。

7.スカウト・強化担当

スカウトや球団の強化担当は、チーム力向上のために高校や大学、社会人野球や海外から優秀な選手をチームに引き入れる役割を担っています。各球団には約10人前後のスカウト・強化担当が在籍しており、全国の各地域や海外などの担当エリアで開催される大会にて視察をおこないます。シーズンオフの期間中も、イベントやキャンプ、自主トレの現場に足を運び、選手や代理人との交渉をおこないます。スカウトや強化担当になるための資格はありません。ですが、選手のコンディションや能力を見極める必要があるため、プロ野球選手のセカンドキャリアとしてオファーされるケースが多いです。

8.アスレティックトレーナー

スポーツの世界では怪我がつきものですが、選手が怪我をした際の応急処置やリハビリサポートをおこなうのがアスレティックトレーナーの仕事です。選手にとって怪我というのは選手生命に大きな影響を及ぼすため、怪我をした瞬間から適切なケアを受ける必要があります。チームドクターが来るまでの応急処置など迅速な判断力と行動力が求められます。日本スポーツ協会(旧:日本体育協会、2018年に名称変更)のアスレティックトレーナー資格「JSPO-AT」(旧:JASA-AT)の資格や各種民間のトレーナー資格を持っておくと信頼性が高まります。

9.フィットネストレーナー

フィットネストレーナーは野球選手のトレーニングメニューの選定や健康管理などを担い、身体的な強化をサポートする役割を担います。プロ野球選手は身体が資本となる職業ですから、パフォーマンス向上のための強化はもちろん、怪我をしないための日頃のメンテナンスも重要です。フィットネストレーナーになるための資格はありませんが、各選手に合ったトレーニングを提供する必要があるため、医療や身体の仕組みを学べる資格、例えばNESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が認定しているパーソナルトレーナーの資格「NESTA-PFT」などが役に立ちます。

10.用具係

用具係はチームのあらゆる用具や設備の管理をおこなう仕事です。仕事内容としては、練習や試合で使う用具の発注や輸送の手配、練習や試合前のセッティング、各選手のスケジュールに合わせた準備、試合中のユニフォーム交換や試合後のボール磨きなど、用具に関するあらゆる手配や準備をおこなう仕事です。野球界の現場を知っていなければ効率的な仕事ができず、力仕事であるため体力も必要です。引退した選手などが担う仕事の一つです。

11.栄養士

栄養士は野球選手の栄養管理や食事指導をおこなう仕事です。身体が仕事道具である野球選手にとって、栄養管理はトレーニングやメンテナンスと同じように、パフォーマンスの向上や維持に欠かせません。管理栄養士の資格を取得していれば球団の栄養士になれますが、日本栄養士会と日本スポーツ協会が共同で認定している公認スポーツ栄養士の資格を取得した方がより信頼性を高められます。

12.通訳

通訳はメジャーリーグで挑戦する日本人選手、日本リーグで挑戦する外国人選手をサポートする仕事です。外国人選手が入団する際に球団が募集をかけて採用活動をおこないます。メジャーリーグの場合は練習や試合だけでなくプライベートのサポートもおこなうケースが多くなります。日本リーグではさまざまな国から選手が来日するため、英語以外の言語も通訳のニーズがあります。通訳には通訳案内士の資格がありますが、野球に関する専門用語を知っていることの方が重要視されるため、取得が必須の資格はありません。

13.球団職員

球団職員の仕事は球団のことをより多くの方に知ってもらい、ファンと一緒になって球団を盛り上げるためのサポートをおこなうことです。女性に嬉しいイベントやサラリーマンが楽しめるイベント、家族で喜べるイベントなどを企画し、球団に興味を持ってくれた人やファンとの交流をはかります。同時にスポンサーになってくれる企業への営業なども担うため、野球への愛情があり人とのコミュニケーションが得意な人に向いている仕事です。球団が新卒採用や中途採用の募集を定期的におこなっています。

14.分析係

スポーツアナリストとも呼ばれ、選手のパフォーマンスをデータ化して分析をおこない、監督やコーチの戦略立案をサポートする仕事です。近年は監督やコーチの経験に基づくアイデアだけでなく、データを使った客観的な評価を試合に取り入れることで、より効率的なゲーム運びをするのが世界基準となっています。スポーツアナリストになるための資格はありませんが、データ収集や分析に必要なプログラミング技術や統計に関する知識が求められます。集めたデータや分析結果を正確かつ分かりやすく監督に伝えるためのツール選定スキルなどがあるとよいです。

15.グラウンドキーパー

グラウンドキーパーは野球場の整備をおこなう仕事です。芝刈りやライン引き、土のグラウンドを平らにしたり必要な箇所には傾斜をつけたりなど、選手が気持ちよくプレーするための環境作りを担っています。グラウンドキーパーになるために取得すべき資格などはありませんが、グラウンドを常に最適な状態に保つ必要があるため、土に関する知識や芝に関する知識があると役に立ちます。グラウンドの整備は球団の職員や球団から委託された外部業者が実施します。

16.用具メーカー従業員

用具メーカーは野球選手が使うバットやグラブ、スパイクといった製品を選手のこだわりに合わせて製造します。バットについてはミリ単位の精度で調整をおこなう選手も多く、繊細で高度な技術を要します。グラブについてはひとつひとつ手作りで作られており、革の質感や状態などを見極めながら、各選手の手に馴染むように作り上げられます。大手メーカーであれば新卒採用や中途採用で募集をしており、小中規模の工房であれば直接応募する形になります。資格試験などはなく、入社してから技術を身につけます。

17.野球ショップ従業員

野球ショップの従業員は、球場内の野球ショップで球団に関連したグッズの販売をおこなう仕事、もしくはスポーツショップの中で野球コーナーを担当する仕事です。球場内のグッズ販売については休憩時にお客さんで賑わうことが多く、急いでいるお客さんのペースに合わせて素早い対応が求められます。スポーツショップでのお仕事は商品の陳列や商品選びのアドバイスなどをおこないます。自身も選手としての経験があればそれを活かせる仕事です。

18.記者・編集者

スポーツ関連の雑誌会社やメディア会社に勤務もしくはフリーランスとして、取材や記事の執筆・編集などをおこなう仕事です。監督や選手にインタビューをすることもあるため、読者や視聴者が知りたい答えを引き出す質問力、話しやすい雰囲気を作り出すコミュニケーション力が求められます。聞き出した情報は映像や記事で伝えるため、分かりやすい表現や言い回しができる言葉選びの引き出しを多く持っておくことが大切です。

19.カメラマン

カメラマンは試合の臨場感や選手・監督・スタッフから発せられる感情を映像や写真におさめ、読者や視聴者に伝える仕事です。動きのある物体を写真や映像におさめるためには、人の動きやボールの動きを予測しながら照準を合わせる経験が求められます。また、臨場感のある映像や写真を撮影するために、学校などで映像技術を学ぶ人もいます。

20.野球メディア

野球は国内で人気の高いスポーツであるため、野球に特化した雑誌編集社やウェブメディアも存在します。画像や動画編集、ウェブサイト制作・運営などのITスキルを持っていれば、メディアで多くの仕事を任されるようになります。企業によっては新卒採用も募集をしており、スキルを入社後に学ぶことも可能です。

21.球場内スタッフ

球場内でのチケット受付や整列案内、セキュリティスタッフとして野球に関わることも可能です。公式戦がおこなわれる際に球団がアルバイトを募集しており、学生のうちから野球に関する仕事に携わることができます。

 

 

2.どのような人が、野球に関わる仕事をしているのか

野球経験のある人

野球に関する仕事であるため、野球の経験がある人の方が就職には有利になります。特に専門用語への理解やスポーツへの理解が必要な職業の場合、知識の深さや野球への情熱などを入社前に確認されることがあります。野球に詳しくなくてもできる仕事は多くありますが、選手や監督に近い仕事をする際は、知識や経験がある方が役に立ちます。

野球への情熱を持っている人

たとえ野球が得意でなかったとしても、野球への情熱を持っている人であれば歓迎されます。野球に関する仕事は体力や精神力が求められることも多く、熱量を高く持っていないと続かないことがあります。ただし、野球に関する仕事の求人に応募する人は熱量をすでに持っている人も多いため、採用を勝ち取るには熱量以外でスキルなどの強みを習得するとよいでしょう。

 

 

3.野球に関わる仕事をする際にアピールできる強み&ポイント

体力

すでに野球に関わる仕事をしている人は野球の経験者が多いため、体力があることをアピールできれば採用側への共感につながります。野球経験者は暑い夏の日も寒い冬の日もグラウンドに出て声を出して厳しい練習を乗り越えてきました。一緒に働く人にも基準の高い体力を身につけておいて欲しいと願っています。

協調性

野球も仕事もチームプレーが求められるため、自分のもつ協調性を結果に結びつけられることをアピールできると好印象を得られます。ただし、協調性はまわりへの同調ではないため注意が必要です。協調性とは、意見の異なる人とも協力して目標に向かうための自分なりのノウハウのことです。

忍耐力

体力を身につけ協調性を発揮するには忍耐力がベースとなります。我慢を継続して結果につなげた経験は、大きなアピールポイントとなるでしょう。野球に携わる人は忍耐力を持った人が多いため、同じような経験を共有できる人の方が輪に入りやすくなります。

 

 

4.野球に関わる仕事に就職・転職する方法

アスリート就職に特化した就職エージェントからの応募

野球に関わる仕事をしたい人のため就職エージェントがあるため、そちらに登録すれば案件に出会える確率が高くなります。野球関連の仕事の採用実績が多ければ、面接で聞かれることなどの傾向が分かるため、的確なアドバイスをもらえます。

一般の求人サイトでの応募

幅広く募集をかけたい会社もあるため、一般の求人サイトでも野球関連の仕事を見つけることができます。一般のサイトでは案件が多いため、複数のサイトへ登録することで見つけやすくなるはずです。

公式HPの求人に応募

エージェントや求人サイトを通さず公式HPの求人に応募する方法があります。エージェントを通すと紹介料がかかるため、会社の都合に配慮していることをアピールでき、直接応募で仕事への意欲を伝えられます。

友人・知人からの紹介

友人・知人からの紹介は野球関連の仕事をするのに有利です。お互いの情報を事前に知れ、友人・知人ということである程度の信頼性を獲得できます。野球関連の仕事の中には一般募集をおこなわないケースも多いため、他の人ではできない仕事に就ける機会を得られるのが紹介です。

学校での実習・試合運営サポート先での就職

スポーツ系学科のある学校(高校・専門・大学)では、チーム運営をサポートする実習がある場合があります。その中でチームの一員として勝利や運営に貢献し、自身も仕事にする意欲のある方は、チームから就職の声がかかる場合があります。実際に仕事をしている上での就職になるので、ミスマッチが少ないのも利点です。

 

 

いかがでしたでしょうか。東京スポーツ・レクリエーション専門学校は、様々なスポーツ分野に関わる多種多様な職業に就職し、活躍していくことができる、スポーツに特化した専門学校です。

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