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ピラティスインストラクターの平均年収は?年収の上げ方や雇用先を確認しよう!
2025.03.27ピラティスインストラクターは、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。しかし、実際の年収や収入の仕組みを知りたいと考える方も多いでしょう。
そこで今回は、スタジオ勤務やフリーランスなど、働き方別の年収を詳しく解説します。インストラクターを目指す方はもちろん、収入アップを考えている方もぜひ参考にしてください。
目次
ピラティスインストラクターの平均年収は?
ピラティスインストラクターの平均年収はどのくらいなのでしょうか。ここでは、働き始めての1年目の年収や全体平均の年収、高収入を得ているピラティスインストラクターに分けて解説します。
ピラティスインストラクター1年目の平均年収
ピラティスインストラクターとしてのキャリアをスタートしたばかりの1年目は、経験が浅いため収入は低めに設定されることが一般的です。多くの新人インストラクターは、アルバイトやパートとしてスタジオ勤務をしながら経験を積むケースが多く、年収は150万~250万円程度です。
1レッスンあたりの単価は低めで、経験を積みながら段階的に収入を増やす必要があります。新人のうちは、指導スキルの向上と顧客の信頼を得ることが最優先課題となるでしょう。
ピラティスインストラクター全体の平均年収
ピラティスインストラクター全体の平均年収は、300万~450万円ほどです。これは、スタジオ勤務の正社員やフリーランスを含めた数値であり、勤務形態やキャリアによって収入に大きな差があります。
たとえば、スタジオで勤務する正社員インストラクターは、比較的安定した収入を得られます。一方で、個人で活動するフリーランスインストラクターは、集客次第で高収入が期待できます。勤務するスタジオの規模やターゲット層によっても、給与水準が異なるため、どの現場で働くかが重要といえるでしょう。
スキルの高いピラティスインストラクターの年収
指導実績が豊富なインストラクターは、1レッスンあたりの単価を上げられるため、600万円以上の年収を得ている方もいます。著名なインストラクターや指導者育成を行う立場になると、高収入を期待できるでしょう。
高単価のパーソナルトレーニングを提案するインストラクターは、1回あたりのレッスン料金が10,000円以上になることも珍しくありません。加えて、オンラインレッスンを展開することでより多くの顧客を獲得できるため、収入アップを目指せます。
ピラティスインストラクターの雇用形態別平均年収
ピラティスインストラクターの平均年収は、雇用形態によっても異なります。正社員やアルバイト・パート、フリーランス、個人経営に分けて解説します。
正社員
ピラティススタジオの正社員インストラクターは、固定給が支給されるため安定した収入が見込めます。年収は300万~450万円程度で、ボーナスや昇給制度がある場合もあります。
福利厚生や社会保険が充実していることが多く、長期的に安定して働きたい人に向いています。大手のスポーツクラブなどでは、研修制度やキャリアアップのチャンスも豊富で、管理職に昇進すると、年収が500万円以上になる可能性もあります。
アルバイト・パート
アルバイト・パートの場合、時給やレッスン単価で給与が決まります。1レッスンあたりの報酬は2,000円~5,000円ほどが相場で、年間の収入は150万~300万円程度です。
大手スポーツクラブや会員制スタジオでは、レッスン単価が高めに設定される傾向があります。
フリーランス
フリーランスのピラティスインストラクターは、契約するスタジオやクライアントの数によって収入が変動します。一般的な年収は350万~600万円程度ですが、SNSやYouTubeなどを活用してオンラインレッスンを展開すれば、それ以上の収入を得られるかもしれません。
人気のあるインストラクターは、1回あたりのレッスン料金が1万円以上になることもあります。多様な収入源で、安定した収益を確保することが望ましいです。
開業(個人経営)
ピラティススタジオを開業した場合、収入は大きく異なります。成功すれば1,000万円以上の年収も可能ですが、固定費(スタジオの賃料・設備費など)や集客の難しさも考慮する必要があります。
都心部では競争が激しく、集客戦略やマーケティングのスキルが求められます。リピーターを増やし顧客満足度を高めると、安定した経営が可能になるため、高収入を目指したい方は開業を意識しましょう。
ピラティスインストラクターの年収を上げる方法
ピラティスインストラクターの年収を上げる方法はいくつかあります。具体的にどのような方法を実施すると年収が上がるかを確認しましょう。
ピラティス関連の資格を取得する
専門性を高めるために、認定資格を取得すると収入アップにつながります。国際的に認知された資格は、高単価のレッスンにつながりやすくなります。資格を取得すると指導の幅が広がり、リハビリ向けのピラティスや高齢者向けプログラムなど、より専門性の高い分野に進出できるでしょう。
資格取得後は、単にレッスンを行うだけでなく、資格取得支援講座の講師や認定試験の試験官になることで、追加の収入源を確保する方もいます。
給料の高い企業に転職する
大手フィットネスクラブや高級スタジオでは、一般的なピラティススタジオよりも給与が高めに設定されています。これらの働き先に転職を目指すのも一つの方法です。
法人向けのピラティスレッスンを実施している企業に就職するのも、安定した高収入を得る方法です。企業の福利厚生プログラムの一環としてピラティス指導を行うことで、継続的な契約収入が期待できるでしょう。
また、海外での就職を視野に入れるのもよいでしょう。欧米やアジアの都市部ではピラティスインストラクターの需要が高く、資格や経験を活かせばより高収入を得られます。
ピラティスジムを独立開業する
独立してスタジオを開業すると、自分の裁量でレッスンを運営できるため、高収入を目指せます。オンラインレッスンやパーソナルレッスンを組み合わせると、より安定した収益を得られるでしょう。
独自のブランドを構築し、特定のターゲット層(例えば、産後の女性やアスリート向け)に特化したサービスを展開することで、競争の激しい市場で差別化を図れます。SNSやYouTubeなどのプラットフォームを活用し、オンラインでの集客を強化し、より広い範囲から顧客を獲得できます。
スタジオ経営だけでなく、ピラティス用のグッズや教材の販売、ワークショップの開催など、複数の収益モデルを組み合わせることで、より安定した高収入を確保できます。
ピラティスインストラクターのおすすめの資格
ピラティスインストラクターとしてのスキルを証明する資格には、以下のようなものがあります。
おすすめの資格
- STOTT PILATES
国際的に認知された資格で、解剖学や生理学に基づいた指導法を提供しています。国際的なフィットネス業界でも評価が高く、資格取得後は世界中で活躍できる可能性があります。 - BASI Pilates
解剖学を重視した指導メソッドで、理論と実技のバランスが取れたカリキュラムが特徴です。リフォーマーなどの器具を使ったトレーニングにも強い資格です。 - Balanced Body Pilates
アメリカ発の人気資格で、モダンなピラティスアプローチを採用しています。オンライン講座も充実しており、世界中の指導者が利用しています。
資格を取得することで、より高単価のレッスンを提案したり、専門性を高めて独自のプログラムを開発したりできます。どの資格を取得するかは、キャリアプランや指導したい対象に応じて選ぶとよいでしょう。
ピラティスインストラクターになるには?
ピラティスインストラクターになるには、専門学校に通うことや資格を取得することが望ましいです。専門学校に通うことや資格を取得すべきなのかについて具体的に解説します。
ピラティスの知識を学べる専門学校に通う
ピラティスを学べる専門学校に通うと、スキルの高いインストラクターになれます。専門学校では、解剖学や生理学、運動学といった基礎知識だけでなく、実際の指導スキルやクラス運営のノウハウを学べるケースがあります。
多くの学校では卒業後にすぐに働けるように、実習やインターン制度を設けています。スキルだけでなく、実際のスタジオで経験を積むと、コミュニケーションスキルも磨けるため、経験がとても重要といえます。
ピラティス関連の資格を取得して経験を積む
資格を取得しながらスタジオやフィットネスクラブで経験を積み、実績を作ることが重要です。資格を取得することで、より専門的な知識とスキルを身につけられ、指導の幅も広がります。資格取得後は、まずはアシスタントとしてクラスを担当したり、少人数クラスから指導を始めたりするとよいでしょう。
ピラティスにはさまざまな流派や指導方法があるため、複数の資格を取得することで、より多様なクライアントのニーズに応えられるようになります。
ピラティスインストラクターの雇用形態の選び方
ピラティスインストラクターとして働く場合、どの雇用形態で働くべきか迷う方もいるでしょう。ここでは、どのような基準で雇用形態を選ぶべきかについて解説します。
安定した年収を望む人:正社員
安定した収入と福利厚生を重視する場合、正社員として働くのがベストです。正社員のメリットは、毎月の給与が一定であることに加え、ボーナスや社会保険、退職金制度などの福利厚生が充実しています。
大手フィットネスクラブやスポーツジムに勤める場合、研修制度が整っており、未経験者でもスキルを磨く機会が多いのが特徴です。勤務先によってはキャリアアップの道も開かれており、インストラクターからスタジオの管理職へ昇進することで、より高い給与も期待できます。
自分の適性に合っているか確認したい人:アルバイトやパート
まずはアルバイトやパートからスタートし、自分に合っているか試してみるのもおすすめです。アルバイト・パートのメリットは、働く時間を自由に調整できる点にあります。たとえば、週に数回だけ勤務したり、副業としてピラティスインストラクターを経験したりできます。
アルバイトやパートは、レッスンごとに報酬が発生するため、月収を調整できるのも魅力です。異業種からの転職を考えている場合、アルバイト・パートとして経験を積みながら業界の仕組みを学ぶ方もいます。指名客が増えると、契約形態をフリーランスに切り替える方法もあるため、自由度の高い働き方といえます。
将来的に独立を考えている人:フリーランス
フリーランスとして活動しながら経験と人脈を築き、最終的に独立を目指すのも一つの選択肢です。フリーランスの最大のメリットは、働き方の自由度が高く、自分のスケジュールに合わせてレッスンを組める点です。
レッスン単価を自分で設定できるため、スキルと実績次第では高収入を期待できます。フリーランスのインストラクターは、スタジオでのレッスン指導に加え、オンラインレッスンやパーソナルレッスンの提案など、多様な働き方が可能です。
YouTubeやSNSを活用して集客し、自分のブランドを確立すると、より幅広い層の顧客にアプローチできます。しかし、フリーランスとして成功するためには、自己ブランディングや集客、契約交渉などのスキルも求められます。
最初は収入が不安定になる可能性があるため、既存のスタジオでの業務をこなしながら、徐々にフリーランスの仕事を増やしていくのが理想的です。
ピラティスインストラクターの将来性について
健康意識の高まりにより、ピラティスの需要は増加しています。高齢者向けの運動プログラムやリハビリピラティスの需要が高まっており、今後も安定した成長が期待できます。近年では、デスクワークの増加やスマートフォンの普及により、姿勢の悪化や運動不足が問題視されるようになりました。
このような背景から、ピラティスは単なるフィットネスの一環としてではなく、身体機能の改善や姿勢矯正を目的とした重要なエクササイズとして注目されています。肩こりや腰痛の軽減、ストレスの緩和を目的としたプログラムが人気を集めています。
今後は、ピラティスと医療・介護分野の連携も進むと考えられます。リハビリ目的でのピラティス導入が進み、病院や介護施設でのプログラムが増えることで、インストラクターの活躍の場がさらに広がるでしょう。
まとめ
ピラティスインストラクターの年収は、雇用形態やスキルによって大きく異なります。収入を上げるためには、資格の取得や転職、独立開業などさまざまな方法があります。ぜひ、自分に合った働き方をみつけてください。
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