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ピラティスインストラクターの資格はどこがおすすめ?種類や選び方を確認しよう!

2025.03.27

ピラティスインストラクターになるためには、資格取得が重要です。しかし、「どの資格を選べば失敗しないのか?」と迷う方も多いでしょう。資格にはさまざまな種類があり、選び方ひとつで今後の働き方が大きく変わります。
そこで今回は、ピラティスインストラクター資格の種類や選び方のポイントをわかりやすく解説します。ご自身にあう資格をみつけるために、ぜひ参考にしてください。

目次

ピラティスインストラクターが資格を取得する必要性

ピラティスインストラクターの資格の種類

ピラティスインストラクターにおすすめの資格4選

ピラティスインストラクターの初心者におすすめの資格2選

ピラティスインストラクターの資格の選び方

ピラティスインストラクターの資格の費用相場

ピラティスインストラクターが資格を取るメリット

ピラティスインストラクターの資格を取得する際の注意点

まとめ

 

ピラティスインストラクターが資格を取得する必要性

ピラティスインストラクターは、専門知識と技術を駆使して、効果的な指導をすることが求められます。資格を取得すると、解剖学や運動学の知識を学べるだけでなく、指導技術を体系的に身につけられます。
また、資格を持つと信頼性の高い指導者として認知されやすくなり、さまざまな現場で働けます。いくらスキルが高くても、技術力の高さを証明できなければ、顧客からの信頼は得られません。したがって、技術力が必要な職種の場合は、資格を取得するのが望ましいといえます。

ピラティスインストラクターの資格の種類

ピラティスインストラクターの資格には、大きく分けて以下の3種類があります。

資格の種類

  • マットピラティス資格
  • マット上でのエクササイズ指導に特化しており、比較的取得しやすいのが特徴です。初心者でも挑戦しやすく、基本的な動作の習得に適しています。身体の柔軟性向上や筋力強化を目的としたトレーニングが多く、グループレッスンでも活用される機会が多いです。
    資格取得のためのカリキュラムは短期間で完了するものが多く、手軽にスタートできる点も魅力です。

  • マシンピラティス資格
  • 専用のマシン(リフォーマーやキャデラックなど)を使用した指導が可能になり、専門的な知識と技術が求められます。解剖学や運動学の理解が必要で、マットピラティスよりも高度な指導が可能です。
    マシンを使用することで個々の身体の状態に応じた調整がしやすく、リハビリ目的の指導にも適しています。運動初心者や高齢者にも負担をかけずにトレーニングができるため、幅広いクライアントに対応できる点が強みです。

  • コンプリヘンシブ資格(マット+マシン)
  • マットとマシンの両方を学ぶことで、幅広い指導が行えます。資格取得には時間と費用がかかるものの、指導の幅が広がり、キャリアの選択肢が増えます。総合的なピラティスの知識と技術を習得できるため、専門的なインストラクターとして活動できるでしょう。
    スタジオ開業や独立を考えている場合には、この資格がおすすめです。

ピラティスインストラクターにおすすめの資格4選

ピラティスインストラクターになる場合は、資格を取得するのが望ましいです。たくさん資格があるなかで、とくにおすすめの資格を4つ紹介します。

【JADP】ピラティスインストラクター

JADP(日本能力開発推進協会)の資格で、オンライン学習が可能です。初心者でも学びやすく、手軽に資格を取得できる点が魅力です。カリキュラムには、ピラティスの基本原則、解剖学、エクササイズ指導の実践が含まれており、短期間で知識とスキルを習得できます。
オンライン学習が主軸のため、仕事や家庭の事情に合わせて自由に学べるのも大きなメリットです。

POLESTARピラティス

世界的に認知度が高い資格で、理論と実践のバランスが取れたカリキュラムが特徴です。リハビリやアスリート向けの指導にも対応しており、解剖学や生体力学に基づいた体系的な指導が可能です。
医療従事者やスポーツトレーナーからの信頼も厚く、専門性の高い指導者を目指す人には最適な資格です。

【BASIピラティス】 Mat指導者資格コース

BASIは、国際的に評価が高いです。マットピラティスの基礎から応用までを学べるため、世界的なピラティススタジオやフィットネス施設で活用されています。BASI独自の指導法を取り入れており、エクササイズの流れや動作の繋がりを重視した体系的なアプローチが特徴です。

BESJ

国内で広く認知されている資格で、初心者から上級者まで対応しています。実践的なスキルを学びながら即戦力として活躍できます。解剖学やエクササイズの理論を深く学びたい人にもおすすめで、スタジオやスポーツ施設での指導に役立つカリキュラムが整っています。

ピラティスインストラクターの初心者におすすめの資格2選

ピラティスインストラクターの資格には、難易度が高いものもあります。ここでは、初心者の方におすすめの資格を2つ紹介します。

FTP

初心者向けの内容が充実しており、指導経験がなくても取得しやすく、リーズナブルな価格設定も魅力です。FTPのプログラムは、国際的にも通用する資格のひとつです。指導法がシンプルで分かりやすく、初心者でもすぐに指導力が身につくため、フィットネス業界に新しく参入したい方に向いています。

PHI

解剖学に基づいた指導が特徴で、基礎からしっかり学べます。医療・リハビリ分野にも応用可能な資格です。PHIのカリキュラムは、臨床現場でも活かせる実践的な内容がたくさん含まれています。ピラティスをリハビリテーションの一環として活用したい場合には、この資格がおすすめです。

ピラティスインストラクターの資格の選び方

資格を選ぶ際には、対象者に合った資格を選ぶことが重要です。初心者向けの資格なのか、アスリート向けの資格なのかを考慮しましょう。学びたい内容に応じてマット資格かマシン資格かを選ぶ必要があります。
資格の認知度も確認し、国内向けなのか国際的に通用する資格なのかを検討することが大切です。なかには、海外では有名な資格でも、日本ではあまり認知度の低い資格も存在します。学習スタイルに関しても、オンラインで学べるものや実技を重視したものなど、ライフスタイルに合った資格を選ぶとよいでしょう。

ピラティスインストラクターの資格の費用相場

ピラティスインストラクターの費用相場はさまざまです。ここでは、マットピラティスとマシンピラティスに分けて、費用相場を解説します。

マットピラティス資格の費用相場

費用は約10万円~40万円程度で、比較的安価なため初心者でも取得しやすいのが特徴です。費用の内訳としては、受講料や教材費、試験費用、認定料などが含まれます。分割払いのオプションが用意されていることもあります。
オンラインコースと対面コースでは価格が異なり、対面授業のほうが高額になる傾向があります。

マシンピラティス資格の費用相場

費用は約20万円~70万円程度となり、実技指導が中心となるため高額になる傾向があります。マシンピラティス資格では、リフォーマーやキャデラックなどの専用器具を使用するため、設備や機材の維持費がかかることが影響しています。
カリキュラムがより専門的で長期間にわたることが多く、その分受講費用も高いです。インストラクターとして独立を考えている場合には、資格取得費用に加えてマシンの購入費用(50万円以上することもある)もかかるため、予算はきちんと計算しておきましょう。
国内外での認定資格の取得を目指す場合は、費用がさらに高くなることもあります。しかし、国際的なキャリアを築くうえでは、資格を取得しておくと有利に働くことが多いです。

ピラティスインストラクターが資格を取るメリット

ピラティスインストラクターが資格取得を目指すメリットはいくつかあります。ここでは、4つのメリットを解説します。

メリット1:顧客からの信頼が上がる

資格を持っていると、専門知識と技術の証明となり、クライアントからの信頼を得やすくなります。クライアントは指導を受ける際に、インストラクターの知識や経験を重要視するため、資格があることで安心感をもってもらえるでしょう。
認定資格を取得していることは、インストラクター自身の努力や専門性を示す証明になり、新規顧客の獲得にもつながります。フィットネスクラブやヨガスタジオなどで指導を行う場合、資格の有無が採用条件となることも多く、信頼を得るうえでは重要です。

メリット2:自信がつく

資格を取得すると、正しい指導ができるようになるため、インストラクターとしての自信がつきます。自己流の指導ではなく、科学的な根拠に基づいた知識と技術を身につけることで、クライアントへ適切なアドバイスを行えます。
資格取得の過程で学ぶ実践的な経験は、実際のレッスンでも活かせるため、自信を持って指導できるメンタルも養えます。

メリット3:仕事の幅が広がる

資格を取得することで、スタジオやジムだけでなく、リハビリ施設やアスリート向けの指導にも活かせます。マシンピラティスの資格を取得すると、スポーツ選手のパフォーマンス向上や怪我の予防を目的としたトレーニング指導にも携われる可能性が広がります。
産後の女性や高齢者向けの健康維持プログラムなど、特定のニーズに応じた指導も行えるようになり、ターゲット層を広げられるかもしれません。資格によりオンラインレッスンができるため、場所にとらわれずに活躍できる点も大きなメリットです。

メリット4:収入が上がる

資格を持つことで、より単価の高いレッスンを提供しやすくなり、収入アップにつながります。国際的に認知された資格を持っている場合はスタジオやフィットネスクラブからの評価が高くなり、高単価のレッスンを実施する機会が増えます。
独立して個人レッスンやオンライン指導を行う場合は、資格を持っていると専門性をアピールできるため、高い料金設定が可能になります。さらに、継続的にスキルを磨いて高度な資格を取得すると、収益性の高い分野へ進出することも可能です。

ピラティスインストラクターの資格を取得する際の注意点

ピラティスインストラクターの資格を取得する際には、いくつか注意すべき点があります。具体的にどのような点に注意すべきかを確認しましょう。

受験資格を確認する

資格により、事前に特定の講座受講が必要な場合があります。実技試験がある場合は、事前にトレーニングを積んでおく必要があるため、スケジュール管理も重要です。講座の受講方法(オンライン・対面)、受講時間、試験の難易度などを事前に調べておくと、スムーズに資格取得を進められます。

資格の認知度を確認する

国内・国際的な認知度を調べ、キャリアに活かしやすい資格を選ぶことが重要です。国内資格は日本国内での指導に適していることが多いですが、海外での活動を視野に入れている場合は、国際的に認知度の高い資格を取得するほうがよいでしょう。

まとめ

ピラティスインストラクターの資格にはさまざまな種類があり、自分の目的やキャリアプランに合わせて選ぶことが大切です。ピラティスインストラクターを目指す場合は、専門学校などで学ぶと、効率的に合格を目指せます。

 

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