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スポーツトレーナーの年収は?年収アップに不可欠な3つのポイントも紹介!

2024.04.24

スポーツ業界で今注目を集めている職業といえば、「スポーツトレーナー」です。スポーツトレーナーはスポーツに深く関わるだけでなく、さまざまな人との関係を築けるなど「やりがい」も多い仕事です。しかし、実際にどの程度の収入があるのかを理解している人は少ないでしょう。
収入面は生活するうえで必要不可欠なため、職業を選ぶときは重要な判断材料です。そこで今回は、スポーツトレーナーの収入事情を詳しく解説します。記事内では年代別の年収から年収アップに必要なポイント、またスポーツトレーナーの種類にも触れています。スポーツトレーナーを目指す人には必見の内容です。ぜひ、最後まで記事をご覧ください。

目次

1.スポーツトレーナーとは

2.スポーツトレーナーの年収は?

スポーツトレーナーの年収|20代
スポーツトレーナーの年収|30代
スポーツトレーナーの年収|40代
スポーツトレーナーの年収|50代

3.スポーツトレーナーの年収を上げる3つのポイント

1.スキルアップするために資格を取得する
2.プロチームや選手と専属契約を結ぶ
3.独立開業する

4.スポーツトレーナーの種類

アスレティックトレーナー
メディカルトレーナー
ストレングストレーナー
コンディショニングトレーナー
フィットネストレーナー

5.まとめ

 

 1.スポーツトレーナーとは

スポーツトレーナーは、スポーツ選手がパフォーマンスを発揮できるように、多方面からサポートする専門職です。主な仕事はトレーニングメニューの作成や指導、食事に関するアドバイス、そしてリハビリテーションの援助など多岐にわたります。
また、スポーツトレーナーの就職先はスポーツチームだけでなく、選手との専属契約やスポーツジム、病院、整骨院などさまざまです。

 

2.スポーツトレーナーの年収は?

スポーツトレーナーを目指す人は、それぞれの世代で得られる年収も気になるところです。ここでは、スポーツトレーナーの年収を年代別に紹介します。

 

スポーツトレーナーの年収|20代

20代のスポーツトレーナーの年収は、350〜400万円程度です。20代の初めは大学や専門学校を卒業して間もないため、経験値の低さから支払われる金額も低めの設定です。20代は大幅な年収アップを目指すより、将来に向けたスキルや知識を身につける重要な期間と考えたほうがよいでしょう。
具体的には、柔道整復師や鍼灸師といった国家資格の取得、またはトレーニング法の習得など、学ぶべきものはさまざまです。そのため、20代は将来に向けた自己投資を行い、スポーツトレーナーとしてのキャリアを着実に積んでいくことが重要です。

スポーツトレーナーの年収|30代

30代のスポーツトレーナーの年収は、500万円程度です。30代はスポーツトレーナーとしての専門スキルや経験が積み上がり、申し分ないレベルに到達しています。そのため、直接選手やスポーツチームからオファーを受ける可能性も高まります。
さらに、周囲と差別化が図れる特殊な資格があれば、その希少性の高さから年収アップのチャンスも広がるかもしれません。
具体例として、あん摩マッサージ指圧師や理学療法士といった難易度が高い資格があれば、自身の価値を証明できる武器となるでしょう。したがって、30代のスポーツトレーナーは、専門的なスキルや経験を活かして、自身のキャリアをさらに高められる時期といえます。

スポーツトレーナーの年収|40代

40代になるとスポーツトレーナーの年収は、600万円程度まで上昇します。トレーナーとしての専門性や経験が高く評価され、プロのスポーツチームとの契約を結ぶ人も増加するためです。また、語学力やコミュニケーション力のすぐれたスポーツトレーナーは、海外のチームと専属契約を結ぶ可能性もあるかもしれません。
さらに、超有名選手と専属契約を結んだ場合は、高額な収入を得ることも不可能ではありません。こうしたビッグなチームや選手と契約すれば、年収1,000万円も夢ではないでしょう。40代のスポーツトレーナーは、自身がこれまでに積み上げてきたスキルや経験を最大限に活かし、収入アップが期待できる年代といえます。

スポーツトレーナーの年収|50代

50代のスポーツトレーナーの年収は、650〜700万円程度です。この年代のトレーナーは、20代や30代と比較すると体力を活かした働き方は難しくなるものです。そのため、現役でバリバリ働くよりも若い世代を成長させる「育成者」として、収入を得る機会が増えてきます。
たとえば、大学や専門学校での講師役や自身の知識や経験を活かした書籍の執筆など、積極的な活動により大幅な収入アップも期待できます。ただし、体力的な衰えもなく現役として働いているトレーナーも少なくありません。
このように、50代のスポーツトレーナーは個々の状況により年収に差が出る年代です。しかし、経験と知識を活かした働き方や新たな収入源の開拓を行えば、年収を高める機会は数多く存在します。

 

3.スポーツトレーナーの年収を上げる3つのポイント

スポーツトレーナーの年収を上げるには、さまざまな方法があります。ここでは、年収アップの具体的な方法を3つ紹介します。

1.スキルアップするために資格を取得する

スポーツトレーナーとしての市場価値を高めるには、資格の取得が重要です。資格の保有は専門的な仕事を一任されるだけでなく、年収アップにも期待できるためです。ここでは、スポーツトレーナーに必要な資格を紹介します。

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

1994年からスタートした資格で、スポーツ選手の健康管理やトレーニングの指導を行うために必要な知識やスキルを証明できます。この資格の取得難易度は非常に高く、資格を保有していれば就職時に大きな武器となるでしょう。
また、専門的な知識とスキルを保有していると認められることで、スポーツトレーナーとしての価値も高まります。結果として、高待遇な企業やチームに就職できる可能性が広がるため、年収アップを目指す人には必要不可欠な資格です。

2.プロチームや選手と専属契約を結ぶ

サッカーや野球、バスケットなど日本で人気のスポーツチームと契約できれば、高待遇で迎えられるかもしれません。人気のスポーツチームは試合の観客数やグッズの売り上げ、スポンサー企業との契約など、経営状況も安定しています。
ただし、このような有名なチームと契約を結ぶにはトレーナーとしての経験や実績、そして人脈が必要です。そのため、スポーツトレーナーとして大きく収入をアップさせるためにも、自身のスキルと経験を着実に積み重ねていきましょう。

3.独立開業する

企業に属さずフリーランスとして働くことで、年収アップのチャンスが広がります。フリーランスは正社員とは異なり、仕事をした分だけ収入として依頼主から支払われるためです。また、クライアントの増加などで仕事量が増えた場合は、新たにスポーツトレーナーを雇用することで経営者として事業の拡大も見込めます。
しかし、独立開業するには人脈と仕事を獲得するスキルが必要です。こうした独立に必要なスキルがなければ、独立しても仕事が入らず廃業する可能性も考えられます。そのため、独立開業するタイミングやビジネスの計画などを、しっかりと見極めてからスタートするとよいでしょう。

 

4.スポーツトレーナーの種類

スポーツトレーナーは仕事が多岐にわたるため、種類も豊富にあります。アスレティックトレーナーをはじめ、メディカルトレーナーやストレングストレーナーなど、それぞれが異なる特性と役割を担います。そこで以下では、スポーツトレーナーの種類を詳しく紹介します。

アスレティックトレーナー

選手が安全にスポーツをできるようにサポートする専門職です。主な仕事内容は、選手が試合やトレーニング中に発生したケガのサポートです。
たとえば、サッカーの練習中に相手と接触して頭部にケガを負ったとしましょう。すぐに試合復帰が難しい場合は、ピッチ横で選手のケガの処置を行い、試合に復帰させるか病院へ搬送するかをチームドクターと相談しながら判断します。また、アスレティックトレーナーはケガを未然に防ぐアドバイスを選手に伝える役割も担っています。
適切なトレーニング方法やストレッチ、そして選手のコンディションを把握しながら、最適なトレーニングメニューを伝える重要なポジションです。
さらに、選手の健康管理を担う役目も担います。選手の食事や睡眠、メンタルケアなど、日常生活全般にも関わっています。以上のことから、アスレティックトレーナーは、選手が健康にそして安全にスポーツができるようにサポートする重要な役割をもちます。

メディカルトレーナー

メディカルトレーナーの仕事は、ケガをした選手の運動機能回復が主な役割です。アスレティックトレーナーがケガの予防やケガへの処置に重点を置くのに対し、メディカルトレーナーは治療後のリハビリや運動機能の回復に特化しています。具体例として、野球選手が試合中に足を骨折した場合を考えてみましょう。
選手が骨折した状態から歩行できるまでの初期治療は、医師や理学療法士が行います。しかし、歩行が可能になっても運動機能が衰えているため、すぐに現場復帰するのは困難です。こうした状況の場合、以前の運動機能まで回復するには専門的なトレーニングメニューの作成や指導が必要です。
メディカルトレーナーは、運動能力を回復するためのプログラムを作成し、選手の健康状態を確認しながら指導を行います。このように、メディカルトレーナーはケガをした選手を医療的な視点からサポートする重要な役割を担っています。

ストレングストレーナー

基礎体力の向上や、身体的な機能をアップさせるためのトレーニングを行う専門家です。近年、日本人も基礎体力の向上や筋力アップに力を入れるスポーツ選手が増えてきました。身体自体をボトムアップすることで、より高いパフォーマンスやパワーが手に入るためです。
そして、スポーツごとにトレーニング法が異なるため、それぞれに適したプログラム設計は、ストレングストレーナーの手腕の見せどころでしょう。また、選手が自分のポテンシャルを発揮するには、「メンタルケア」も欠かせない要素です。
ストレングストレーナーは、選手の生活習慣を見ながらメンタルを整える指導も行います。試合前の緊張を和らげるリラクゼーション法や、試合中の集中力を高める心理的トレーニングなどです。そして、選手が日常生活のなかで使用する薬にドーピングの成分があるかを調べるのも、ストレングストレーナーの重要な役割です。
選手が無意識のうちにドーピング違反を犯さないように、日々の生活での薬の使用も注意深く見守っています。ストレングストレーナーは選手の身体的な向上だけでなく、メンタル面のケアからドーピング防止にも貢献しています。

コンディショニングトレーナー

スポーツ選手が活躍するには、試合に向けたトレーニングや試合でのパフォーマンスはとても重要です。しかし、試合後の体調管理も同じくらい大切な要素です。トレーニングや試合での運動は選手の身体に大きな負荷をかけるため、適切なケアを怠るとケガや故障のリスクを高めます。
コンディショニングトレーナーは、こうした問題を未然に防ぐために、スポーツ選手のトレーニングや試合後のリカバリー指導を行います。具体的な指導法としては、筋肉を柔らかくするストレッチや筋トレなど、疲労回復を目的としたトレーニング法です。
これらのトレーニングは筋肉の回復を促し、次の試合やトレーニングに向け身体を準備する役割を持ちます。また、適切な栄養補給や睡眠管理についても指導を行い、身体のリカバリーを全面的にサポートします。

フィットネストレーナー

フィットネストレーナーはスポーツチームではなく、フィットネスクラブやスポーツジムといった施設が活躍の場です。フィットネストレーナーは、利用者一人ひとりの体力や目的に合わせた最適なトレーニングプログラムの作成と指導を行います。
これには、フィットネスクラブに設置されるマシンを使ったトレーニング法のアドバイスも含まれます。このように、フィットネストレーナーは一般の人々が健康的な身体づくりのサポート役を担っているのです。

5.まとめ

本記事では、スポーツトレーナーの年収について詳しく解説しました。スポーツトレーナーの年収を年代別に紹介し、世代別に想定できるキャリアと年収推移にも触れています。さらに、スポーツトレーナーの年収をアップさせるための具体的なポイントもわかりやすく説明しました。
スポーツトレーナーは、スポーツイベントの増加やスポーツ人気の影響で注目を集める職業です。これからスポーツトレーナーを目指す人は本記事を参考に、収入面と仕事内容が自分の希望とマッチしているかを判断するとよいでしょう。

 

 

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