積極的な姿勢で
つながりを作る！
出口さん
スポーツ科学トレーナー科
スポーツアナリスト専攻
高等学校卒業程度認定試験合格
進路決定まで
スポーツアナリストに興味を持ったきっかけは？
水泳を中学卒業まで14年やってきて、高校ではバレーボール部に所属していました
ベンチにいる時間が長かったことで「何かできないか」を考えて分析などのサポート業務を行うようになりました
それが楽しかったこと、そしてチーム成績に上手く還元できることを知り、「これを仕事にしてみたい」と思うようになり、そこでアナリストという職があることを知りました
部活でどんなことをしていた？
頭を使うのがもともと好きだったんです
バレーは高校から始めたのでなかなかレギュラーには届かなくて、何か結果を残したいと食らいつく思いで考えだしたのが「分析」でした
プレーヤーよりも、そういった役回りが自分には合っているんだと思います
高校の時は、分析に必要な専用ソフトなどは扱ってなかったですが、マネージャーがトス、スパイク、サーブ、レシーブなどの本数を記録し、そこからトス配分の確率を出してLINEのグループで共有していました
そのデータをもとにみんなでミーティングをしたり、練習メニューを考えていました
あとは毎回の練習、試合をスマートフォンで撮影して、公式戦の後は動画をYoutubeで限定公開して共有し、みんなでミーティングをして対策を立てたり、分析チックなことはしていたと思います
TSRでの学び
TSRに入ってみてどう？
TSRでは出会いが多いので、何人か名刺交換し、LINEをつなげてもらったりしました
自分からやる気を見せていくと、親切に教えてくださったり、知人を紹介してくださったりと暖かい世界だと思います
アナリストはそもそも公募がない業界だと伺っています。
人づてにアナリストを募集しているチームの情報を入手するのが就職のカギになるみたいです
なので、１年生の頃から名刺をつくってつながりを作る努力をしていました
実習はどう？
実習では、数字から読み取れる分析を提出する課題をいただいたことがあります
まずは与えられた課題をこなすことを第一に考えています
最近は余裕がでてきたので、動画を撮影しながら、このプレーは何だろう？と疑問に思ったところを、家に帰ってから調べたりしています
何よりトップのアナリストの方が真横にいるので、戦術のことを聞いたりできるのがすごく勉強になっています
知識はついてきているなと思います
勉強はどう？
統計学はアナリストをやるうえで避けては通れないと思っています
数字を扱う職業なので、エクセルのピボットテーブルや回帰分析を触ったりして、集計法など勉強しています
実際に、私の実習先の東京サントリーサンゴリアス（トップリーグワン）で出された課題が「あ、これ統計学入門でやったやつだ」と思い、本当に現場で使うものなんだと実感しました
２年生からも統計学があるので楽しみです
将来について
進学を考える方へアドバイスを！
TSRは大学と違って自分から勉強していく学校です
主体的にこうやっていこうとか、目標が定まってモチベーションが高い人には、求めた分だけリターンがある学校だと思います
TSRを検討するのであれば、入学前に自分が何をやりたいか、何が足りないかを定めておくとよいと思います
